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2019年12月31日 (火)

正体驚店

『札幌ラーメン北斗』跡地に今年1月12日開店した『味のとらや』。近所だし、素朴でどこか懐かしさを感じる店だったので個人的に好きでその後数回訪問を重ねた。その店が今日閉店する。その理由が驚くべきものだった。店主は元AKBメンバーで『麺匠八雲』等既に数店舗経営している人物で、この『味のとらや』は素顔を晒すことなく味のみで勝負し1年間黒字経営を目指した実験店舗だったそうだ。その目的を達成したから今日で営業を終了するとのこと。これにはやられた。ラーメンは数回通うくらいだから美味しかったので、店主の過去がどうであろうが全く関係ない。ただ地味だけど近所の良店として思っていた店が、急に「実は店主は元AKBでした」と言われてもギャップが凄すぎて戸惑っているというのが正直な心境だ。とはいえ好きだった店なので閉店には立ち会おうかと、この店を我の令和元年のラーメン食べ納めの店に選んだ。

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昨日とは一転よく晴れた大晦日。今日だけはその店主自ら厨房に立つという、いきなり派手な展開になったので念の為開店15分くらいに店に到着。既に2人待っていたが開店時間までに並んだのは2人だけ。待っている間日差しが照りつけて暑かった。大晦日だというのに今年は異常過ぎる。入口の券売機で食券購入。カウンター席に順番に並ぶ。厨房には割烹着を来た元AKBだという店主と若い男の店員1人。後客更に2人来店。
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ラーメン専門店 味のとらや 『味噌ラーメン』 750円

冬だし筆頭の味噌を注文。麺はツルツルした食感の中太縮れ麺。具はきざみ葱、茹でもやし、平メンマ数本、チャーシュー1枚。オーソドックスでシンプル。最後まで変わらなかった。今年の食べ納めにふさわしい優しい一杯だった。満足。年明け2日からは相模原からの移転という形で『煌龍軒』と屋号を変えて営業するそうだ。

その後はバスで伊勢佐木モールへ移動して正月休みに備えての食料を買い込んで帰宅した。もう大晦日だというのに汗かいてしまったよ。

今年は平成から令和へと元号が代わり、思い返せば今年は積極的にいろいろな所に行くことが出来た。3月には軍艦島上陸、5月に礼文島&利尻島、7月に十和田湖&下北半島、8月に忍野八海、9月に対馬島&壱岐島、11月に上高地。我ながらよく行ったなー。更に加えて地麺巡りとしては北部九州ご当地ちゃんぽん&一蘭プレミアム店巡り、利尻味楽、新潟麻婆麺、秋田小坂かつラーメン、山形内陸地麺、滋賀近江ちゃんぽん&湖国ブラック、東京ホープ軒巡りと、こちらも低迷の時期を脱したように巡ることが出来た。まだまだ残っている地麺ってあるものだ。

まあいろいろあったけど、これだけ自分にとって幸せと思える時間を過ごせたのだから、今年は良い年だったなーと振り返る事が出来た。来年も今年のようにまだ見たことのない風景を見て、回収できていない地麺を見つける旅が出来ればいいなー。でも一番の願いは今年のように平穏な大晦日を迎える事が出来ること。それを切に願う。良い年が迎えられますように!

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コメント

え~、そんな・・・。
いろんな意味でびっくりです。

Caさん、コメントありがとうございます。屋号も含めて落ち着いたいい雰囲気な店で好きだったんですけどね。「改名後も味は変わらない」そうなので機会を見て訪問してみたいと思います。

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