有頂天訪
山形市大野目温泉。そこには「げそ天みそラーメン」で有名になった『有頂天の元祖』という店がある。温泉旅館の社長の息子が作ったメニューが評判になったのだそうだ。そのラーメンは基本は赤湯にある『龍上海』の辛味噌ラーメンのインスパイア。ご当地ラーメンというわけではない。ところがゲソ天がのったインパクトからか、山形のラーメンを紹介する際に各メディアで紹介されることが多く我も前々から気になってはいた。
尾花沢から南下し山形市内へ。店はわかりずらい場所にあり手こずったけどようやく到着することが出来た。時刻は午後3時半。ラーメンと書かれた幟が多数立てられているが…入口には本日の営業終了を示す札があった。残念!
有頂天の元祖
仕方ないけど我は諦めない。急遽『有頂天Evolution』本店へと向かった。その店の方がメディアでの露出が多い。そちらは「げそ天みそラーメン」を考案した温泉旅館の息子がラーメン専門店として市内に2008年に出店した2号店。その時本店の方は弟に任せた為「味も微妙に変わっている、なのでこの2号店の方が創業当時の本当の味」という噂まで出ている。その後独立したのかこちらを本店として、長井や仙台にも支店を展開するまでに至る。そもそも創業店がわざわざ「元祖」と名乗っているのに違和感があったし、2号店に「Evolution」とか横文字付けちゃってるのも妙だったのでどちらに訪問するか迷っていたのだ。午後4時前くらいに本店到着。こんな時間だったので駐車場も空いていたが営業はしていた。早速入店。券売機はない。厨房は奥突き当たりにあり見えない。中央に6席が向かい合う形になったカウンター12席。その片側に4人がけテーブル席3卓と座敷に4人卓が3つ、10人卓が1つ。店員が注文を取りにきたので口頭で注文。先客3人後客2人。
『げそ天みそらーめん(太麺)』 990円
ようやく食べたかった一杯が注文出来た。麺は中太か太麺か選べる。昨年から自家製麺に切り替えたそうだ。もちもちした白い縮れ太麺だ。具はきざみ葱、茹でキャベツ、バラチャーシュー3枚。げそ天はメディア向けだと立てられた形でセッティングされているけど、実際は寝かされた。魚介出汁の味噌汁のようなあっさり味噌スープ。そこに青のりがのり中央に赤味噌。やっぱり北海道味噌とは全く系統が異なる味噌ラーメンだな。そしてゲソ天。揚げ物がのったラーメンというのは色々あるけど、げそ天のかたくプリプリした食感というのは一番ラーメンに合うような気がする。そこを発見したのはこの店の功績だろう。ご当地ラーメン別バージョンの一杯。そして色々あったけど本日最後の一杯を食べられて満足して退店した。
夕暮れ時の再開発が進む山形駅西口でレンタカーを返却。久々観光抜きの地麺巡りを無事終える事が出来て満足。5時過ぎ発の新幹線つばさが10分遅れで出発。帰宅出来たのは夜9時半だった。こちらではまだ雨が降っていた。




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