髙野冷温
超大型台風10号が日本海側に抜けたが雨雲はまだ東日本側を被っていて降ったり止んだり、それでいて引き続いて蒸し暑い。それでもようやく迎えた金曜日。帰宅途中JR横浜線大口駅に立ち寄り駅から歩いて5分ほどのメガドンキに入店。買い物が目的ではなく地下にあるQBハウスに行く為。ちょっと耳周りがうざったくなってね。この時期だからあまり待たずに行けるかなと期待したけど6人待ちで30分待った。あー、久々にQBハウスに来たけど1200円に値上がりしてたんだなー。
そして今夜は駅前の『まるは担々麺』でメインで未食の担々麺を食べようと、陸橋を渡り駅の反対側に出た。ところが電気ついていない!あー、まだそういう時期だったかー。仕方なく近くの店をと考えたら『中華そば髙野』だった。開店間もない2018年5月23日に一度訪問したっきり。あれから行列必至店になったようだからあまり選択肢に入れなかった。こういう店は今日営業していないよなーとあまり期待せず行ったら営業していたよ。しかも店外待ち2人だけ。店内で3人待ってたけど。これはもうここに決めたよ。そうするとしばらくして我の後に7人くらいバラバラとやって来て行列が出来た。そしてその直後店員が出てきて営業中の札を裏返しして「今並んでいるお客様でお終いになります」と言った。まだ夜8時前だったけどね。10分くらい待って入店し入口付近の券売機で食券購入。さらに10分待ってようやく着席。更に15分くらい待たされようやく着丼した。
中華そば 髙野 本店 『鶏つけそば』 800円
初訪問時は基本の鶏の中華そばを食べていたので、もう一方の鶏つけそばを注文してみた。夏だしね。カウンターに食べ方が書いてあって、まずは冷たい昆布水に浸かっている麺を食せとある。あ、本当だ、麺の丼の方に透明なスープが入っている。食べてみると、これが冷たくて美味い。有名な「春よ来い」という小麦で作られた中細ストレート麺が締まっているだけではなく、昆布水が自然な味わい。具は昆布と三つ葉と穂先メンマ1本が入っている。この状態でどんどん食べ進めてしまうくらい美味い。なんとか堪えてつけ汁へ。油層がありかなりはっきりした醤油の味わいが味わえる。具はきざみねぎと鶏肉、そして鶏チャーシュー1枚が小丼に立てかけられている。そしてこちらはかなりの熱々で、先程まで食べていた昆布水との温度差のギャップを感じてそれも良い。これは新鮮な驚き。我はつけ麺を選択することはあまりしないので、もしかしたらこの店が発祥ということはないかも知れないけど、我は今日この店でこういうスタイルがあると初めて知った。徐々にぬるくなっていくつけ汁という問題。焼け石を入れて復活させたりするのもあったけど、これは温度差をつけて変化を楽しませる方向にしている。つけ麺も知らない間に進化しているんだな。
『丿貫』の和え玉ばりのまぜそばというのを狙ったが既に売り切れ。なのでTKGを狙った。これ大正解。間違いなし。薬味ネギと鶏そぼろまで入っている。うんまい。提供まで結構待たされたけど退店時には大満足。
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