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2019年8月31日 (土)

対馬南巡

対馬2日目。清々しい青空が広がっていた。今日も幸先いいぞ。ホテルで提供された朝食をとって8時前にはチェックアウトし車のエンジンをかけた。今日の午後1時には壱岐へ渡る高速船に乗る予定なので対馬観光のカウントダウンが我の中では始まっていた。

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昨日は北の上島を中心に巡ったので、今日は南の下島を中心に巡ろう。相変わらずくねくねの山道を進む。南へ向かって進んでいる途中「尾浦海水浴場」の文字を目にしたので横道に逸れた。もの凄い急角度の坂の真新しい舗装道路を下っていく。昨日の「三宇田浜海水浴場」のような美しい砂浜を期待したのだが、こちらは砂利とコンクリートの海岸でがっくりした。海は綺麗だったけどね。ここも人っ子一人いなかった。

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再び本線に戻り内陸へとすすむ。そこには一枚の花崗岩の上を川が流れる場所があるという。「鮎もどし自然公園」と言われる場所だ。ここも周りには誰もいない。川に降りてみるとたしかに岩の表面を川が流れている。泥等が混ざらない綺麗な冷たい水だ。8月最後の日にこんなに涼やかな場所に来れて幸せだ。

190831ayumodoshi02190831ayumodoshi01 そしてやって来たのが豆酘崎(つつざき)。対馬最南端…ではないが突き出た岬から絶景が望めるというのでやって来た。でもここで今回の旅最大の恐怖を味わう事になってしまう。もの凄いくねくね道を経て辿り着いた豆酘崎。駐車スペースはあるが、細い上り坂の道が続いていて、ナビも目的地は未だ先を示している。なので徐行しながら恐る恐る坂道を進んでみたが、その道幅はどんどん狭くなっていく。ガードレールなどなく直ぐ側は切り立った崖。これで対向車が来ようものならもうお終い。こんな細いカーブの道をバックで運転なんて不可能。あーあの駐車スペースで車を止めて歩いてくれば良かったーと後悔しても後の村祭り。本当に祈る思いで先に進むと車3台分くらいのスペースがあった。到着出来た!そこから岬の遊歩道をぐるりと見て回った。こんな好天に恵まれた光景を独り占め。幸せだ。でも帰りもあの細い道を進まなくてはならないと思うと恐ろしく手放しで絶景を楽しめなかったよ。それくらい恐ろしかった。帰りも運良く対向車に出会わず無事戻る事が出来安堵した。

190831tutuzaki01190831tutuzaki03190831tutuzaki02 再び厳原に戻って今度は少し北へ向かう。昨日は烏帽子岳から浅茅湾を北から眺めたが、南から眺める事ができる上見坂展望台へ向かった。訪問予定していた観光スポットの最後の目的地。こちらも細いくねくね道だったが、豆酘崎のあの難所をクリアしたので全然楽だった。烏帽子岳からの眺めより一枚落ちる感じだったが、旅の最後に対馬らしい情景を目に焼き付ける事が出来て良かったよ。そしてこちらにも我以外誰もいなかった。本当にいい時期に訪れる事が出来た。この後昼食として空港近くの蕎麦店で対馬の伝統食を食べに行った。それは別記事にしよう。

190831kamizakaenchi01190831kamizakaenchi02 厳原の町に帰ってきたのはちょうど正午。乗船まで1時間以上ある。最後に厳原の町をもう一度観光しておくかと観光地図を見た。するとすぐ近くに日本三大墓所の万松院というものがあるらしい。代々対馬藩藩主のお墓だそうだ。それにしても何だよ日本三大墓所って?。参拝料300円を取られた。見事な石段が続く。入口にあった杖をつきながら上っていくと…やっぱり墓地。普通のとは違い立派なお墓ばかりだけどね。でも好天に恵まれ8月最後の日に、とても日本の夏らしい風景を目にする事が出来た。

190831bansyoouin01190831bansyoouin02190831bansyoouin03 市街地に戻り土産物を買い港の営業所で無事車を返却。すぐ近くの高速船乗り場まで送ってもらえた。そして13時、予め予約済の高速船に乗り壱岐島へ渡る。今旅第一部が終わり第二部の幕が上がる。対馬島の南北共快適に巡れたし、好天に恵まれたし、本当にいい時期に訪れる事が出来た。ありがとう対馬島、さようなら対馬島。

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