十和田湖
小坂まで足を運んだら十和田湖に行かないわけにはいかない。青森には地麺巡りでは何度か訪れているが、その地麺がない十和田湖や下北半島などの観光名所には我は行ったことがない。だから今回の旅は観光が主目的になる。
全国的に梅雨真っ只中でいつ梅雨が明けるのか予想もつかない。そんな中でも3連休を有効に過ごそうと1ヶ月前から準備していた。新青森駅に降りた時から空は鉛色一色。雨が降っていないのが救いだった。最初の目的地、秋田県小坂町でかつラーメンの実食を果たした時も変わらずどんよりと曇っていた。天候ばかりはどうしようもない。半ばあきらめ十和田湖に行った経験だけを得る為に車を走らせた。途中ワイパーを使う場面もあった。まず目指すは発荷峠展望台。真夏は燃えるような緑、秋は燃えるような赤で彩られる日本を代表するような湖を一望出来る場所だ。今日はそれはかなわないだろう。そう思って展望台から望むと奇跡のように青空が広がってきていた。
この奇跡のような幸運!更に湖近くの山中にある展望スポット瞰湖台へ移動。旅行本に載っているような見事な青空と湖面、緑の山々とのコントラスト。爽やかな夏の景色。
上から眺める十和田湖は堪能出来たので直接湖に降りてみる。廃棄された観光船が繋がれた桟橋を見つけたのでそこに行ってみた。今日は完全に目にすることは不可能と諦めていた夏の風景が広がっていた。梅雨空ばかり目にしていたので忘れていたが、今年も夏がやってきたんだなあ。
コメント