神田鶏塩
本降りの雨が降る月曜日。午前中大きめの地震が来たが通常業務。そして午後から会社を出て外部講習受講の為神田へと向かった。我の習性は変わらず、こういう機会の有効活用として講習前の昼飯。選んだのはJR神田駅から徒歩2分ほどのところにある『神田鶏そばなな蓮(はす)』という土日祝休みというハードル高めの店。日本橋に本店がありそちらは支那そばメイン、こちらは2号店で鶏そばメインと味を変えているようだ。2016年1月18日開店したとの事。立派な和風の店構え。早速入店。入口脇に券売機。厨房には中年男の店主と東南アジア系女店員の2人。厨房周りにL字型カウンター8席。かなり狭い店内。先客4人後客2人。
神田とりそば なな蓮 『鶏そば塩』850円+『味玉』100円=950円
筆頭メニューを注文。塩と醤油が選べるが鶏は塩という固定概念が我の中で強い。塩が筆頭だったし。それに味玉プラス。まずはスープを一口。澄んだ色のスープだったので上品なあっさり味かと思いきや、良い意味で裏切ってくれた。油分を感じるだけではなく、鶏や魚介から摂った和風出汁の味わいをしっかり感じられる事が出来る。麺はピロピロと周辺が縮れた自家製中太縮れ麺。もちもちした食感で意外とこのスープにぴったりと合う。具はきざみネギと笹切りネギ、三つ葉、細切りメンマ、海苔1枚、巻きバラ豚チャーシュー1枚としっかり炙った鶏肉1個、そして鶏胸肉のほぐしたもの。トッピングの味玉は黄身の表面がほっこりして中心部がとろみがあり味付けも自然な甘さで美味い。ひとつひとつ食べ進めるごとに楽しい。ちょっと『AFURI』にも近い感じがしたが、あちらは上品過ぎる。ラーメンを食べた時に感じる喜びはこちら方が上。講習の時間が迫ってきているのでちょっとペースを上げて食べたが、それでも大満足の一杯だった。
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