茶水煮干
久々の神保町。時間を気にせず本屋巡り。すっかり電子本に慣れてしまったが実際に本を手にとって選ぶのは楽しさが違う。それでもこの街の本屋の数がめっきり少なくなってしまった。三省堂書店でさえも本のスペースが減っていて、夢の中の出来ごとのよな錯覚をしてしまうような光景だったよ。寂しいなー。
それからお茶の水駅の方へ歩を進める。それほど腹は減っていなかったけど、せっかくここまで出てきたのだから未訪問のラーメン店にでも入ってみるか。そこで目に入ったのは『厳選煮干らーめん 初代にぼ助』という店。先ほどチキンカツ定食を食べたので、苦みを感じるスッキリ煮干しラーメンは良いかも知れないと入店を決めた。入口正面に券売機。厨房には男の店員ばかり3人。…と思ったら後から女店員1人追加。白が基調の現代的な内装。厨房周りにコの字型カウンター15席。先客7人後客8人。
厳選煮干らーめん 初代にぼ助 『にぼ助らーめん並』 780円
屋号を冠したメニューを注文。あっ順番飛ばされた。気分が悪い。ようやく出てきた一杯は我が想像しているものと大きく違った。一面に背脂。まさかの燕三条系か。でもそれとも違う。なんだか天かすうどんに近い印象。麺は白い中太平打ちちぢれ麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、。すり下ろし生姜が添えられている。チャーシューは肩ロースとバラ肉の2種。提供時わざわざ説明が入った。スープは豚骨ベースの醤油味。悪くはないけど、我が想像していたものと大きく違ったし、順番飛ばされたし、正常な気持ちで食せなかった。やはり突発的に未訪問店に入ってはいけないね。
店を出た後、湯島聖堂を抜けて秋葉原に降りて帰路についた。
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