野毛純連
まさかこんなタイトルの記事を書く日が来ようとは…。もちろんタイトルだから漢字で書いたけど、平仮名の『すみれ(純連)』の方だ。昨年12月2日に新横浜ラーメン博物館を卒業した『札幌すみれ』。この有名店が北海道以外で出店していたのがラー博だけだったので、もう本物の味は北海道に行かない限り食べられないのかーと寂しくなり、その卒業前の昨年11月30日に別れを惜しみ1時間も待って訪問したりもした。ところがその超有名店『札幌すみれ』が、東京ではなく横浜野毛に店舗を構えて開店するというビッグニュースを聞いたのは年明け間もない頃だったかな。それから開店の今日まで待ち遠しかったよ。でも開店日当日に訪問するかは迷った。1時間待ちは覚悟しなければならない。でも平日水曜の夜という事にかけて、定時退社日をいい事に久々定時ダッシュを敢行。まだまだラオタ心があるな我。桜木町で途中下車し店に到着したのは午後6時半頃。予想通り、店の外だけで20人を超える行列が生じていた。いや、予想よりは少ない。そしてさすが有名店だけあって列は思ったより早く進み、15分程度の待ちで店内に入れた。入口正面にタッチパネル式券売機。厨房には村中店主含め6人の男の店員、接客係の2人の女店員。厨房前に一列のカウンター10席。2人がけテーブル1卓と4人がけテーブル4卓。落ち着いた照明のおしゃれな内装だ。
札幌すみれ 横浜店 『味噌(大盛)』 1000円
ここでは村中社長がいる時のみ提供される「村中社長のラーメン」なる限定メニューがあるらしいのだが、それはもう売り切れてた。もしかしたら開店当日だったから提供してなかったのかも知れないけど。ならばせっかく寒い夜だし、王道定番筆頭の味噌を大盛りで注文。着席後あまり待たずに提供されるのはさすが。相変わらずいい顔をした一杯だ。心なしかラー博で提供されていたものよりしっかりしている気がする。もう完飲完食で「感謝」。
+『すみれご飯』 360円=1360円
続いてサイドメニューで屋号を冠した「すみれご飯」というのがあったので注文してみた。ご飯の上に錦糸卵と明太子と刻み海苔がのったもの。これはしごく普通な味だった。味噌ラーメンには普通の白飯に限ると再認識した。それでも大満足の夕飯だった。冒険して初日来店しておいて良かった。訪問を諦めていたら、悶々として週末の大行列(予想)に並んでいたかもしれない。これからは行く気になったら通勤帰りに『すみれ』に立ち寄れる。素晴らしい。
店内で開店記念品として味噌味の乾麺をもらった。これも嬉しいね。
コメント