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2018年12月 1日 (土)

利尻黒帯

ルミネから出て京急に乗って金沢文庫にでるつもりでいたが、ふと気が変わり、気になっていた都内の店に行く為JRの改札を抜け東海道線に乗った。新橋で下車して虎ノ門方面に向けて歩くこと10分弱、目的の店に到着した。『利尻昆布ラーメン くろおび』という店だ。利尻ラーメンといえば新横浜ラーメン博物館の『味楽』だが、そのラーメンを食べる限りではあまり昆布出汁を全面に感じることが出来なかった。ところが都内には利尻昆布の味を全面に押し出した独立店があるという事を知り興味があったんだよ。開店は2015年11月13日。当初浜松町付近にあったが、2017年9月13日にこちらに移転。和を感じるおしゃれな店構え。早速入店。券売機はなし。厨房には男女の店員2人。厨房前に一列のカウンター6席、テーブル席は2人卓☓2、4人卓☓1。12時半くらいの入店で先客8人後客4人。口頭で注文。卓上の冊子に店の立ち上げと無化調にこだわった薀蓄が書かれていてちょっと面白かった。割り箸にも一般的なやつだと添加物があるというのでヒノキの割り箸だってさ。

181201kuroobi00 181201kuroobi01 利尻昆布ラーメン くろおび 『くろおびラーメン 塩』 1000円

屋号を冠した筆頭メニューを注文。塩と醤油が選べるが、塩の方が出汁の味を感じられるだろうと塩を注文。麺はかために茹でられた細麺ストレート。北海道の塩ラーメンらしい麺。具は薬味ネギ、糸唐辛子、クレソン、穂先メンマ2本、海老ワンタン2個、小ぶりながら肉厚のチャーシュー2枚、半分に切られた味玉1個。そして最大の関心事である半透明で綺麗なスープ。無化調なので穏やかな味わいだけど、じんわりと旨味成分が口の中に広がっていく。我が何となく利尻昆布ラーメンに求めていたものと合致したのでこれは美味い!自ずと麺も具も全部美味く感じて完飲完食!大満足で店を後にした。

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