長崎洋食
ちゃんぽんとは別に長崎名物となっているのがトルコライス。前回訪問時、本場のトルコライスを食べられなかった事は小さな後悔を残した。今回はそれのリベンジ。
長崎港から再び街の中心地である思案橋に路面電車で戻ってきた。その思案橋電停から歩いて1分程度のところにある『ツル茶ん(つるちゃん)』へ。大正14年創業という九州最古の喫茶店だそう。トルコライスを提供する店の中では有名店。入店すると天井が高い吹き抜けになっており、古めかしい大正レトロな雰囲気の内装。壁には昔の写真や柱時計、蓄音機などレトロな品が所狭しと飾られていた。客席は1階26席と2階44席の計70席。いずれもテーブル席。その1階から2階へ向かう階段に空席待ちの客が20人ほど並んでいた。軍艦島周遊ツアーを終えて急いで戻ってきたけど、到着したのは13時20分くらい。祝日の昼だから行列は仕方のないこと。我もその後に続いて並ぶ。30分ほどの待ちで案内され着席。2階の隅の席になった。冊子メニューを眺めながら口頭で注文。
ツル茶ん 『昔なつかしトルコライス(大盛)』 1460円
ハヤシライスやオムライス等様々な洋食が提供されている。トルコライスだけで7種類もある。我は基本メニューを注文。待っている間腹がグーグー鳴っていたので+180円で大盛りにした。ようやく到着した大ボリュームの美味そうな一皿。まるで大人向けのお子様ランチの様相。サラダとスパゲティとバターライス、揚げたてで短冊切りされたポークカツには辛さを全く感じないカレーソースがかかっている。日本人の口に合わせて作られた洋食の詰め合わせなので美味くないわけがない。大ボリュームだけどぺろりで終わった。大満足。我は長崎で本場のトルコライスを食した経験を持つ男になった。
+『ハーフミルクセーキ』 350円=1810円
この店オリジナルで名物でもある元祖長崎風ミルクセーキをハーフサイズで注文していたので食後に提供された。長崎のミルクセーキはシャーベットになっており冷たい食べ物になっっている。懸念していた甘さも控えめで実に美味しい。上にのっているさくらんぼが懐かしさを醸し出しているね。大満足で長崎最後の食事を終える事が出来た。
3分ほど歩いて宿泊していたホテルに到着。預けていた荷物を受け取って路面電車で長崎駅前バスターミナルへ。さようなら、長崎の街。2時40分発雲仙行きの高速バスに乗り、今日の宿泊地である小浜温泉へ向かった。
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