小浜夕陽
長崎市から約90分、橘湾周辺をぐるりのまわる形で本日の宿泊地、小浜温泉に到着したのは午後4時過ぎ。バスを降りると硫黄の臭いと、そこかしこから立ち上る温泉の煙が温泉地独特の良い雰囲気を醸し出す。今日の宿泊地のホテルは小浜港沿いの良い立地で昭和の雰囲気が残る大きな温泉ホテル。でも我は素泊まり選択なので部屋も狭くてバスルームなく山側だった。でも問題なし。今日は大浴場で温泉に浸かるのが目的だし、その後爆睡するつもりだから。とりあえず荷物を預けて外に出る。ここで問題になったのは中国からの観光客がこんなところにまで大量に押しかけて、ひとつしかないエレベーターがなかなか乗れないし、常に満員状態な事だ。
早速目の前に広がる波穏やかな橘湾に行ってみる。水平線の向こうには、数時間前にいた長崎市が望める。
ここには防波堤に沿って、日本一長い足湯というものがあり、足湯に浸りながら海へ沈みゆく夕日を見れるようになっていた。我も早速靴下を脱いでズボンを膝上までまくりあげ入ってみた。心のしこりがほぐれていくー。
小浜温泉は東側に雲仙岳を背負い、西側には陸に囲まれ穏やかな橘湾が開けているので美しい夕日が眺める名所として名高い。それが今日は快晴なものだから、それはもう見事な夕陽を見る事が出来た。
暗くもならず穏やかな気持ちで美しい夕陽を眺められる事は本当に幸せな事だ。明日に希望を持っているという事だからね。この夕陽に向かって感謝の祈りを捧げた。明日は雲仙へ向かう予定。楽しみだ。
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