日吉家塩
『らー麺 ひよし家』。2003年創業。学生街である日吉では珍しいあっさりじんわり支那そば系を提供している地味な店だが、この激戦区で15年営業を続けている。我は2007年10月19日に一度訪問したきり。印象は良かったので2回くらい訪問しているつもりだったが。11年越しの再訪となる。店前を観察してから暖簾を割ろうと思ったら、直前に人が暖簾を割った。何なんだよ。続いて入店。女将に「2名様?」とか聞かれてしまったよ。厨房は奥にありゴマ塩頭の職人の雰囲気を漂わせる店主がいた。2人がけテーブル席10卓。先客4人後客3人。いい具合の客入りだ。口頭で注文。
らー麺 ひよし家 『塩らー麺』 750円
塩ラーメン目当ての再訪シリーズなので迷うことなく注文。麺はかために茹でられた縮れ細麺。具は薬味ネギ、ワカメ、ほうれん草、平メンマ数本、チャーシュー1枚、茹で卵半分。澄んだスープは鶏と魚の出汁がじんわり効きながらしっかりとした塩味。「塩ラーメンが一番その店の実力が判る」なんていう都市伝説じみた説があるが、この一杯を食べるとその説を信じたくなる。美味い。満足の再訪。気になるメニューも見つけたので、もう少し涼しくなったら三度目の訪問を敢行したい。
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