奄美夏訪
溜まりに溜まったストレスをどこに行って発散しようかと考えた時に脳裏に浮かんだのは4年前に旅した石垣島と宮古島の海辺の情景。単純だけど我は南の離島の夏の風景が大好きだ。石垣島への再訪も考えたけど、やっぱり一度も行ったことがない場所が良い。そうしたら自ずと奄美大島の存在が我の中で大きくなってきた。沖縄本島と佐渡島に続いて日本で3番目に大きな島。鹿児島県に属するが、九州南端と沖縄本島のほぼ中間に位置する。14世紀までは琉球王国に属していた時期もあるのでその文化を受けてはいるが、それでもそれ以降は薩摩藩の管轄に入っているから、やはり沖縄とも違う雰囲気を持つ島だそうだ。
旅行にあたって一番心配されるのは離島旅行で付きものの天候。高い山があるのでただでさえ雨が降りやすいのに、この時期は台風の季節。ましてや奄美大島は台風の通り道として有名。でも結局はそんなことを心配していたら行けないので、いつも通り運を天に任せて8月末に旅行会社に申し込んだ。その時から子供のように指折り数えてこの日の旅立ちを心待ちにしていた。
我は「早起きは三文の得」を心がけているので、初日午前中から現地で楽しみたい。なので朝6時25分発鹿児島行きの飛行機を選択。最寄り駅から始発電車に乗る必要がある。余裕を持って羽田空港に到着する為に家を出たのは朝4時前だった。鹿児島空港で乗り換え奄美空港に到着したのは9時40分頃。雲は少し見えるが快晴と言っていい空を見上げて安堵した。すでに手配済みのレンタカーに乗り早速出発。離島は公共交通機関が著しく脆弱なので車を運転するのは致し方ない。ストレス発散しに来たのだから、本数の少ないバスを待ってストレスを溜め込んだら元も子もないのだ。
最初に向かったのは空港からすぐ近くにある「土盛(ともり)海岸」。これこそが我がこの旅に望んでいたもの。その光景がそのままストレートに、嘘のように目の前に現れたので「これは何の冗談だ?」と思って苦笑してしまったくらい。それはすぐ歓喜に変わり我のテンションは急上昇。海に入り写真を撮りまくってしまった。
我は「早起きは三文の得」を心がけているので、初日午前中から現地で楽しみたい。なので朝6時25分発鹿児島行きの飛行機を選択。最寄り駅から始発電車に乗る必要がある。余裕を持って羽田空港に到着する為に家を出たのは朝4時前だった。鹿児島空港で乗り換え奄美空港に到着したのは9時40分頃。雲は少し見えるが快晴と言っていい空を見上げて安堵した。すでに手配済みのレンタカーに乗り早速出発。離島は公共交通機関が著しく脆弱なので車を運転するのは致し方ない。ストレス発散しに来たのだから、本数の少ないバスを待ってストレスを溜め込んだら元も子もないのだ。
最初に向かったのは空港からすぐ近くにある「土盛(ともり)海岸」。これこそが我がこの旅に望んでいたもの。その光景がそのままストレートに、嘘のように目の前に現れたので「これは何の冗談だ?」と思って苦笑してしまったくらい。それはすぐ歓喜に変わり我のテンションは急上昇。海に入り写真を撮りまくってしまった。
続いてその近くにある「あやまる岬」という高台に行った。でも海の鮮やかさは近くで見た方が綺麗だった。それにしても空が青い!生きているとこういういい日もあるんだなと思ったくらい。
島北部の海岸線の道を伝い今度は東シナ海側に出て高台に。「蒲生崎観光公園」だ。展望台には誰もおらず雄大な景色を独り占め出来た。空の青、海の青、島の緑が映える。ああ、自分は今念願の奄美大島にやって来れてこの雄大な景色を眺めているんだなーと嬉しい実感がこみ上げてきた。
朝4時前に起きてほとんど何も口にしていないので、ここで昼食。奄美名物の鶏飯初遭遇だ。この話は別記事で後述する。
中央部に進み「崎原(さきばる)海岸」へやってきた。周辺にホテルもなく、普通の村落の裏手側にあり秘密のビーチとも言われている。なので駐車スペースがなく苦労した。それでもこの景色を見てしまったらどーでもいいや。ここも「冗談だろおい!」と心の中でつぶやいてしまうくらいの、現実感を見失うくらいの美しさ。この旅最高の絶景で心に刻み込まれた。奄美大島に来て良かったと心底思った。
島北部の海岸線の道を伝い今度は東シナ海側に出て高台に。「蒲生崎観光公園」だ。展望台には誰もおらず雄大な景色を独り占め出来た。空の青、海の青、島の緑が映える。ああ、自分は今念願の奄美大島にやって来れてこの雄大な景色を眺めているんだなーと嬉しい実感がこみ上げてきた。
朝4時前に起きてほとんど何も口にしていないので、ここで昼食。奄美名物の鶏飯初遭遇だ。この話は別記事で後述する。
中央部に進み「崎原(さきばる)海岸」へやってきた。周辺にホテルもなく、普通の村落の裏手側にあり秘密のビーチとも言われている。なので駐車スペースがなく苦労した。それでもこの景色を見てしまったらどーでもいいや。ここも「冗談だろおい!」と心の中でつぶやいてしまうくらいの、現実感を見失うくらいの美しさ。この旅最高の絶景で心に刻み込まれた。奄美大島に来て良かったと心底思った。
島の中心部である名瀬の町をかすめて、そのまま島南部へ車を走らせた。比較的平坦な北部とは明らかに異なり、ほとんど人が住まない山岳地帯になっている。そこに「マテリヤの滝」と呼ばれるゲームに出てきそうな名前の滝があるそうなので行ってみた。道路は通っているので滝壺までそれほど歩かずに行けた。ただ亜熱帯の大自然というのは屋久島で既にこれより数倍凄いものを見ているのでそれほど心躍らせられるものはなかった。その後、島最高峰の湯湾岳山頂近くに車を走らせるが、曇ってきて見晴らしもあまり良くなかったのですぐ戻ってきた。我はやっぱり海の方が好きだ。
宿泊地である名瀬にほど近い「大浜海浜公園」にやって来た。ここは美しい夕日が望める名所としても有名。到着時刻もちょうど夕方5時半頃。高台にある駐車場で幻想的な夕日を眺めることが出来た。夕日を眺めながら、いかに自分が今まで夕日を見ていなかったか、という事に気づかされた。毎日日は沈んでいるので天気が良ければいつでも見られていたはずなのに…。そんな暮らしをしてたんじゃあストレス溜まるのも当たり前だよなとも思う。穏やかな気持ちで夕日を眺められるというのは本当に幸せなことなのだなーとしみじみ思った。
浜辺に降りてみた。夕日と海と浜辺しかない。なんかね、夢のような良い1日だった気がする。我には旅が必要だ。
宿泊地である名瀬にほど近い「大浜海浜公園」にやって来た。ここは美しい夕日が望める名所としても有名。到着時刻もちょうど夕方5時半頃。高台にある駐車場で幻想的な夕日を眺めることが出来た。夕日を眺めながら、いかに自分が今まで夕日を見ていなかったか、という事に気づかされた。毎日日は沈んでいるので天気が良ければいつでも見られていたはずなのに…。そんな暮らしをしてたんじゃあストレス溜まるのも当たり前だよなとも思う。穏やかな気持ちで夕日を眺められるというのは本当に幸せなことなのだなーとしみじみ思った。
浜辺に降りてみた。夕日と海と浜辺しかない。なんかね、夢のような良い1日だった気がする。我には旅が必要だ。
最高の休日ですね!
いつもながらいぬ吉さんの行動力には
驚かされます、
いつも休日は家の周辺だけで満足している自分も
何とかせなあかんと思います(笑)
投稿: tantin | 2018年9月20日 (木) 20時12分
tantin様、コメントありがとうございます。
おかげざまで平成最後の夏休みは良い思い出が作れました。
しかしながら年齢による体力の低下はいかんともしがたく、今日などはせっかくの平日休暇だったのに一歩も外に出ず休養に充てざるを得ませんでした。
投稿: いぬ吉 | 2018年9月20日 (木) 22時36分