平成夏終
今日は8月31日。平成最後の夏も終わり。だけど我はまだ夏休みは取れず、この酷暑でハードな業務が続いた為、結構な夏バテ状態。今日も今日とてキツかった。
『麺匠 濱星』。『ブッチャーズグリル』が立ち上げた「濃厚煮干しそば」をメインに据えたラーメン店。本店は関内にあり、今は溝の口や二子玉川にも支店を展開している。当初本店への再訪を予定していたのだが、昨年12月29日に開店した日吉店で面白そうな独自メニューを見つけたので会社帰り日吉まで足をのばした。場所は『がッとん』の数軒隣あたり。メインのラーメンだけではなく、「がっつりカレー・定食」なる文字が店前を飾っている。良く見れば『濱星』の屋号の後に『天鶏』なる文字が追加されている。学生街という場所を考慮しての戦略なのだろう。早速入店。入口右側に券売機。厨房に男の店員2人。厨房周りにL字型カウンター6席。4人がけテーブル席2卓と6人がけテーブル席1卓。先客12人だったのでテーブル席に案内された。
濃厚煮干しそば 麺匠 濱星 天鶏 日吉店 『特製あっさり煮干しそば』 930円
目的のメニューはチキンカツカレーらーめんだったのだが、何と『麺屋武一』とのコラボメニューの鶏白湯を提供中だったのでメニューに無いんだよ。仕方ないから筆頭メニュー。屋号に「濃厚煮干しそば」を謳いながら、この店舗では何故か「日吉であっさりもいいじゃない。」とA看板まで立ててあっさり推し。本店で濃厚煮干しを食べていたし、まあいいか。これの特製に決めた。海苔4枚、チャーシュー4枚、味玉丸1個付き。麺は中細ストレート。標準の具は薬味ネギ、穂先メンマ。スープは青森煮干し中華を思わせるような煮干しスープで結構いい塩梅。我好みでもあった。
+『ミニカレー丼』 300円=1230円
口はすっかりカレーモードで想定していたのでサイドメニューにミニカレー丼を頼まざるを得なかった。この店舗ではカレーライス、唐揚げ定食やチキン南蛮定食も提供されていて、本店とは違った構成になっている。ライス無料の日吉ルールも適応されている。しかしそれはラーメンとのセットに限定されている。中にはカレーライスだけ頼んでおいてライス追加した学生客がいたんだろうな。カレーはチャーシューブロックがいくつも入っており、サイドメニューとして満足出来た。しかしながら当初の目的でもあったチキンカツカレーラーメンが食べられなかったのは残念だ。
気になる新店情報もあったので、ちょっと不満が残ったままにして帰宅するよりは良かろうと禁断の平日連食を決意した。駅から離れた住宅街の中にあったラーメンとカレーの店『佐藤』があった場所に新店が開店したというのだ。何でも『佐藤』は駅前に移転したらしいね。ひところよりは大分マシになったとはいえ熱帯夜、結構離れたところにある店まで移動するのは辛かった。ようやく到着した店には大きめの赤ちょうちんに明かりが灯されていた。屋号は『中華そばどんぐり』。7月2日に開店したそうだ。早速入店。入口脇に小さな券売機。厨房にはおじさん店員2人。厨房前に一列6席のカウンター席。テーブル席は3人卓3つと4人卓1つ。前客ナシ後客2人。
中華そば どんぐり 『中華そば赤(正油)1玉』 700円
中華そばには赤(正油)と白(塩)がある。何故か2玉が筆頭になっている。学生客対応のようだね。1玉なのに大きなどんぶりとたっぷりのスープの一杯がやってきて驚いた。麺は白っぽい細麺ストレート。具はきざみネギと小松菜、海苔2枚、メンマ数本、巻きバラチャーシュー2枚、そして味玉丸1個が標準で入る。スープはあっさり正油。出汁感はやや弱め。アツアツだからそういうふうに感じたのか?懐かしいタイプの正油スープ。個人的には具が美味かった。巻きバラチャーシューの味付けと黄身トロリタイプの味玉はとても美味かった。
食べ終わりティッシュで口元を拭いた時点でいきなりおじさん店員からアイスを差し出された。暑い中歩いてきてアツアツラーメンを食べたのでとてもありがたかった。こういうサービス、心にくるね。爽やかなりんご味のアイスだった。気持ちよく店を出る事が出来た。
熱帯夜の中、日吉駅までの緩やかな坂道を上り帰路についた。明日からは9月か。
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