湧水回廊
今日から三連休。猛暑の三連休だ。心情的には外出は避けたいのだが、ひと夏の休日の思い出を作りたくて出かける事にした。とは言えこの猛暑、長時間の外出は避けたい。そこで思いついたのが静岡県三島。三島駅近くには富士山から湧き出る透明度の高い水が川として流れていると昔聞いたことを思い出した。近場だし、まだ暑さが厳しくない朝の内に出かけて午後には帰ってくる事が出来るだろう。
7時16分発のこだまに乗って三島に到着したのは7時51分。「腐っても鯛」ならぬ「こだまでも新幹線」だ。しかし三島駅に到着出来たのはいいが誤って富士山側の北口に出てしまった。湧水の川があるのは南口。ところが南側に出る通路がないのだ。15分くらいかけて大回りして歩いてこなくてはいけなかった。構造的欠陥だ。ようやく散策の出発点になる「楽寿園」に到着したのだが、何だか様子がおかしい。入口に近づいてみると職員がやって来て「開園は9時からとなります。列に並んで下さい」と言われた。せっかく朝早く来たのにこんな所で1時間も無駄に出来ない。ならば、本来とは逆方向で散策を開始するまでだ。桜川に沿って白滝公園や三嶋大社を抜け三島田町駅方面に曲がり、今度は源兵衛川に沿って北上し楽寿園を終点にするコースだ。
まずは桜川。実際に水は澄んでキラキラと輝き、富士山の湧き水は凄いなーと感心した。
続いて源兵衛川。こちらは川の中を歩けるようになっていて湧水巡りのハイライト。正に涼。海に行くより夏を感じられたかも知れない。早めに来たので他に人はおらず独り占めして川中散歩を楽しんだ。行って良かった。
最後に楽寿園に到着。入園料300円払った割に公園の水はそれほど綺麗ではなく一部水が干上がってる始末。我はと言えば朝飯を抜いて約2時間ほどあるき続け少々バテ気味。その間腹が下るのを恐れて水も飲んでいなかったので、茶店があったらソフトクリームでも食べようと決めていた。でも茶店じゃなくてバザーみたいに置物などが売られた屋台がいくつも設置してあった。その中でかき氷を売っている店があったので、いちごとマンゴーのMIXを600円で購入。日陰にある東屋があったのでそこで食す。これが冷たくて美味く感じてねー。ひと心地着く事が出来た。
更に先に進むと飲食店が入った休憩所があった。本当ならラーメン店に入って食事をしてから帰宅しようと思っていたのだ。でも下調べしてみたが地麺はもちろん我好みの老舗店など見つからなかった。この暑い中無理にラーメン食べることもなかろうとここで富士宮やきそば500円でを食す事にした。うん、美味い。
もう我は満足したので横浜に戻る事にした。お土産に練り物を買って10時50分発のこだまに乗って、新横浜には11時22分に到着する事が出来た。
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