麺恋本店
横浜中華街の外れの方に九州大分ラーメンを名乗る『麺恋亭』という店がある。我の初訪問はラーメン食べ歩きをはじめて間もない2006年7月31日。創業がいつかはわからなかったが、その頃からある程度年季が感じられたので20年近くは営業していると思われる。そしてこの店「中華街本店」を名乗っている。この店はかつて綱島や永楽町付近に支店を出していた。でもいずれも既に閉店しており、今や残るのはこの本店のみ…らしい。到着したのは夜7時くらいだったが、店内は盛況。そう、この店はラーメン店と言うより中華料理店、いや夜になるとほぼ居酒屋となる。常連らしい近隣のアフター5の集団が数グループ既に酒盛りの真っ最中。厨房は奥にあり店員の数はわからなかった。4人がけカウンターが2つ、6人がけテーブル席が5卓くらい、透明な壁で仕切られた10人がけテーブル席の部屋がひとつ。先客は15人くらいで後客は5人くらい。口頭で注文。
九州大分らーめん 麺恋亭 中華街本店 『麺恋ラーメン』 750円
初訪問時と同じく屋号を冠するメニューを注文。麺は平打中太縮れ麺。具はザンギリネギの山と丸い大きめのチャーシューが3枚。スープは豚骨醤油。豚骨100%らしいがしっかり豚骨醤油なので大分どころか九州らしさもない。勿論鶏油も無いので食べ慣れた家系のものでもない。平打中太縮れ麺だし。ご当地ラーメンを食べ歩いた我からすると…といった感情も湧いてこない。何せこの店でラーメンに向かい合って黙々と食べているのは我1人。他の客は手を叩いて大笑いしながら叫んでいたりする。そんな中で何に期待しているのだ。もうバカ負けだ。でも具材たっぷりでコストパフォーマンは高い。そこは評価しよう。
サイドメニューで玉子ライスというのがあったので注文してみた。ご飯の上に生卵、ネギともやし、キザミチャーシューが少し添えられ、更に味噌が添えられている。久々に卵かけご飯とか食べたな。ラーメンとセットだと300円表記だったが、会計ではしっかり単品価格の400円とられた。
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