春上大岡
昨夜から春の嵐が巻き起こり雨戸がガタガタ鳴りっぱなしだった。今朝は青空が広がっていたけれど、すぐ雲に覆われ風も相変わらず強い日となった。
さて今日は上大岡へ。先月30日に開店したという新店『麺や天空』に訪問する。屋号から、昔京急子安駅近くにあった渡なべ系の店『らーめん天空』を思い出してしまったが、まず無関係だろう。店主は上大岡駅周辺に家系ラーメン店『ぱるぷん亭』も含め幾つもの飲食店を経営している人だそうだ。場所は『G麺7』の京急高架線を挟んだ裏手側の道路沿い。ラーメン店とは思えない目立たない店舗なので一度通り過ぎてしまった。開店予定時刻を7分ほどまわった頃に到着した。営業中を示す札が出ておらず、入り口の扉は閉じられたままだったので店前で躊躇したが、小窓の内側に「OPEN」と書かれた札を発見した。わかりづらいよ。という訳で扉を開けて入店。厨房には店主と思しき中年男と女の店員の2人。厨房周りに一列9席のカウンター席と、入り口付近に4人がけのテーブル席1卓。今日最初の客となったらしい。でも直後3人の客が入ってきた。口頭で注文。料金後払い。
Roto Brewery 麺や天空 『ラーメン』 750円
筆頭のラーメンを注文。というかラーメンは一種のみでもうひとつの麺メニューはうどんだった。Breweryは醸造所という意味でビールを中心として酒類を多数提供する店のようだ。幾つもの飲食店を手がける店主らしい、新しいタイプの店だ。ラーメンは農高鶏白湯+煮干らしい。麺は平打やや縮れの太麺。後客が麺かためを指定したら店主は「ウチはかためとかやっていないんですけど気持ちやってみます。」と言っていた。具は鶏ムネ肉と豚の低温調理チャーシュー各3枚づつ。鶏チャーシューって書いてて違和感があるんだけど別の名称ないものか?。あと三つ葉のようなものが添えられていた。スープは濃厚というよりあっさり飲みやすい鶏白湯。塩味が主体。煮干しは最後に若干感じるぐらい。とても飲みやすいのでほぼ飲んでしまった。鶏白湯は豚骨とは違い濃厚だからどうというわけではない。バランス調整の妙なんだろうかね?異業種からラーメンを立ち上げると鶏白湯が多くなるのは何故なんだろうか?と前々から気になっていたが、鶏だと他の料理にも通じることがあるんだろうかね。満足して退店した。
禁を簡単に破って連食することにした。予定では10年越しの再訪店訪問として『ドラごんち』へ行く予定にしていたからだ。裏道を通って向かった。2007年3月11日に一度訪問している。辛さをウリにしているラーメン店だった。今年で創業13年になるらしい。開店5分後くらいに店に着いたが結構客が入っていたね。厨房には黒マスクが印象的なおじさん店主と男の店員の2人。厨房前に一列のカウンター9席と4人がけテーブル席1卓。先客7人後客4人。外待ち客まで現れた。ああ人気店だったのか。口頭で注文。料金後払い。我の両隣の客が揃って財布を忘れて取りに帰ったのが記憶に残ったな。こんな事ってあるのかと思って、思わず自分も財布をチェックしてしまった。
らーめん ドラごんち 『ドラたんたんめん(中辛・中太麺)』 750円
初訪問時は「ドラごんらーめん」を頼んでいたので今回は店前にデカデカと宣伝している「ドラたんたんめん」中辛を選択。麺は指定しなかったので中太麺になった。中太縮れ麺。浅草開化楼製らしい。具は青ネギと白髭ネギ、ほうれん草、ネギの下に二郎の豚並の肉厚のチャーシューが1個。たんたんめんというからつい担々麺の方かと思ったら、ニュータンタンメンのインスパイアの方だった。但しニンニクはなくスープも豚骨ベースのようなので大分違う。掻玉が入っているくらいかな?正直言ってあまり心に来るものが無かったけど、これは連食の2店目に選んでしまった我が悪いのかも知れない。店内で張り紙宣伝していた『中本』インスパイア風の「ドラマーボー麺」の方が気になってしまった。
これは本当なのか?冗談なのか?店主に聞きそびれてしまった。
イトーヨーカドー跡地。こう見るとだだっ広いね。不謹慎だが震災跡地を思い出してしまった。何が出来るんだろうかね?
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