末廣叉焼
先日『杉田家』に訪問したがオリジナルメニューを頼んだ為吉村家直系の味を楽しむことが出来なかった。だからと言って総本山に向かうのも面白みが欠けるかな?と思い、六角橋の『末廣家』に向かった。開店は2013年7月16日。最も新しい直系の店。総本山以外は店がある地名を付ける事が暗黙のルールだと勝手に思っていたら、こちらは店主の名字からそのまま取ったようだ。我は開店直後の2013年7月20日と2014年4月2日に訪問している。
平日火曜の夜7時過ぎ。店前に待ちは無し。早速引き戸を開け入店。厨房には店主の他男の店員ばかり4人。横に長い変形L字型カウンター18席に先客8人。店内奥隅にある券売機でプラ板食券を購入。水はセルフ。席は店員から指定される。好みを指定して、トッピングは席で現金払い。おっ今まで無かった我の定番トッピングのタマネギが加わったぞ。ハンガーが無いのでコートをカウンター下の膝上にのせる。後客は9人くらい。店主は率先してあらゆる事をやっている。その合間に他の店員を硬軟織り交ぜて指導していた。
ラーメン 末廣家
『チャーシューメン(麺かため・油多め)』 850円+『ライス』 140円+『タマネギ』 100円=1090円
我の直系定番メニューを我の定番家系好みで注文。ライスや玉葱は店主自ら提供してくれた。この皿と小鉢がアツアツで火傷しそうになった。後からラーメン登場。えっ!なんなのこの巨大なチャーシュー4枚は?明らかに以前訪問した時と様子が異なる。チャーシューの上にほうれん草がのってる。いつも我はチャーシューは後半に口にするのだが、今回ばかりは先に処理しないと麺にたどり着かないので先に口にせざるを得なかった。多分これで自分の中のラーメンを食べる時のリズムを崩され、今回主目的だった「直系を味わう」事が疎かになってしまった。チャーシューを半分処理したところで麺はかなりスープを吸ってしまっていた。そこにトッピングのタマネギを投入したものだから、リゾットのようになってしまった。大きければ良いってもんじゃないというのが実感された夜だった。
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