虎吉再訪
明日は水曜日だが春分の日という祭日。予報だと雨で下手したら雪が降るという。明日が休日で良かった。そんな多少テンションが上がった火曜の夜、東白楽駅から歩いて5分ほどのところにある『とらきち家』に立ち寄った。前回訪問したのが何と開店当日の2014年1月24日。あれから再訪していなかったとは自分でも驚いた。この店はかつて吉村家直系四天王のひとつと数えられた『王道家』系統の店。今は直系ではなく元直系。確か吉村社長に自家製麺をやりたいと申し出て破門されたという噂がある。我は訪問した事は無いが、長い間千葉県柏にあったけど、今は茨城県取手に移転したらしい。王道家グループは約2年半前に磯子区上中里に『王道の印』を開店した。そこにはかつての直系四天王だった『環二家』元店主が店主に収まっているんだけど。そこで食べたラーメンは直系の味とは程遠いものだった。この『とらきち家』も開店以降味を変えたという噂がある。もう吉村家直系の面影は一切期待せず全く別の家系ラーメンだと思って食べる事にしよう。夜7時をまわったあたりに到着。店内隅に券売機。厨房には男の店員3人。コの字型カウンター14席。先客5人後客3人。
家系ラーメン とらきち家 『チャーシューメン(麺かため・油多め)』 780円
直系のように期待していないけどチャーシューだけは香ばしいスモークチャーシューではあるのでチャーシューメンを注文。この店はネギ増しサービスだが、前回それをやって味が解りづらくなっていたので止めておいた。麺は緩い縮れの中太平打麺。チャーシューは程良い大きさのが5,6枚のっている。チャーシューはラーメンの上にのっている段階では香りは感じなかったが、口に入れた途端に香ばしくなり期待通りの美味しさだった。スープは前回同様ぬるく感じた。ぬるさは元々でネギのせいではなかったのか。味は徐々に濃くなってきた気がする。直系を期待していなかった分、ほぼ直系同様の味わいが感じられた。
+『賄い飯』 170円=950円
サイドメニューのまかない飯。きざみチャーシューと薬味ネギがのり、タレがかかったもので、ほぼチャーシュー丼といっていいもの。それでいてこの値段は嬉しいね。やり過ぎない程良い味付けが好印象。豚骨醤油ラーメンと合う。卓上からおろし生にんにくをのせ、海苔を巻いて家系ライスとして食した。結果的に満足して退店する事が出来た。
隣の『六角家』元本店の跡地を確認。もちろんシャッターは降りたままだったが、そのままの姿で残っていた。
コメント