厨房家系
定時退社日ですんなり帰宅出来たのでまたラーメン店に寄りたくなってしまった。一昨日も食べたばかりなのに…。狙いは『どんとこい家』。以前は天王町駅付近のBARが昼だけラーメン屋の2毛作を行っていた店だ。我は2015年7月9日と2017年4月29日の2度訪問している。その時は店主が自宅でスープを炊いていたという話だ。それが今月3日、場所は八王子街道沿い和田町付近の新たな店舗で、今度は厨房でスープを炊くラーメン専門店としてリニューアルしたという。
我は帰宅途中横浜線中山駅で下車し横浜駅行きのバスに乗り和田町へ行くというアクロバティック?な方法で行ってみた。中山から40分近くバスに揺られてようやく到着。時刻は夜7時前あたり。食べログを見ると不定休になっていたので不安だったが、降りたバス停の対面、『KANARI』の3軒隣に赤く大きな看板が照明に照らされていた。早速入店。券売機はない。店の内装は手作り感があり、メニューも手書きされた紙が壁に貼られていた。店内は豚骨臭…ならぬ豚骨醤油臭がして、湯気ももうもうと立っている。この時期だからいいようなものの、夏場ではタマランだろうな。厨房には太った男の店主1人。厨房周りにL字型カウンター12席。先客1人のみ。平日の夜に来ておいて正解だ。口頭で注文。料金先払い。そりゃそうだ、この厨房では食い逃げを捕まえる事は困難だ。後客5人。
ラーメン どんとこい家 『ラーメン(麺かため・油多め)』 700円
基本メニューをトッピング無しで我家系定番の好みで注文。味は醤油のみ。価格は一般的な家系価格に引き上げられたね。麺は平打ちストレート太麺。あまり個人的に好きな麺ではない。具は家系標準。薬味ネギが大きめに切られているのが目を引く。卓上には細切りきくらげが無料として置いてあったので少し入れてみた。珍しいサービスだね。スープは壱六家に近い豚骨醤油。骨粉のザラザラ感まで感じる濃厚さは以前と変わらず。でもやっぱり味が濃い気がする。これまでの家庭の台所で作るのと店の寸胴とはやっぱり勝手が違うんだろうなー。
+『肉のせライス』 100円
でもこのサイドメニューが良かった。胡麻油を効かせたいわゆるネギチャーシューミニ丼だが、そこそこのボリュームできざみチャーシューがいっぱいのってこの価格。美味い。濃いラーメンの味をこれで中和することが出来た。満足。
帰りも電車に乗るのが億劫になり保土ヶ谷経由のバスに乗り帰路についた。こんな経路で帰ってきたのは初めてで少し面白かった。
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