正月狩場
今年の正月は2日間まるまる引き篭もって外出せず完全なる寝正月だった。こんな事が出来るのも正月だけだしね。日頃「思う存分引き籠もってみたいもんだ」と思っていたから満喫した。それと同時に引き籠もりってしんどいって事も思い知った。同じ部屋着で2日間、ほとんど動かないから腹も減らず。こうなると身体だけではなく心も病んでくる感じがわかったよ。何事もやり過ぎは良くない。気が済んだ。
で、明けて3日目。年明けてから今日も快晴続きだ。もう朝9時前に家を出て初詣の為、伊勢山皇大神宮&横浜成田山へ。流石に3日目ともなるとぜんぜん空いていて並ぶこと無く賽銭箱の前に来る事が出来た。初詣という行事を無事終える事が出来て一安心だ。
さて、今年最初の一杯。十年越しの再訪シリーズ。選んだ店は狩場にある『六角家』初の姉妹店『ラーメンONOMICHI』。店主は『六角家』新横浜ラーメン博物館店から今は無き井土ヶ谷店店長を経て独立。創業1996年。我は2006年12月3日と2007年11月25日に訪問している。それ以降全く記憶からその存在が失われていた。立地の要因も多分にある。調査をして桜木町から狩場方面へ行くバスがある事がわかりそれに乗車した。今日まで年始運行なので本数が少なかったが少しの待ちでバスに乗る事が出来た。到着したのは開店予定の20分前。いくらなんでも早く到着し過ぎた。仕方なく併設されたパチンコ店の休憩スペースで時間を潰した。開店時間が近づいてきたので店に向かうと何と5人くらい既に待っていた。後客もどんどん後に続いた。それにしても豚骨臭がキツイ。『六角家』戸塚店と同じ感じ。予定時間ピッタリに開店。入口脇の券売機で食券を購入し着席。厨房には男の店員3人。内若い男の店員が注文暗記係。『六角家』伝統だね。でもこの店員の覚え方が悪くて一度再確認してきた。たぶんこのせいで順番飛ばしされ着丼が遅れた。L字型カウンター20席くらい。後客もどんどん来て後ろに並び始めた。流石にこの時期外のテラス席を使用する客はいない。待っている間に今年は貰えないと諦めていた御年賀のタオルを貰った。
ラーメンONOMICHI 『ラーメン並(麺かため・油多め)』630円
昨年の失敗が記憶に新しいので基本メニューのみ、好みはいつもの家系標準で注文。価格はこのご時世としては安いね。海苔3枚は伏せた状態での着丼だったので立て直して写真を撮った。豚骨臭が食欲をそそる。具とスープは家系らしいものだったが、麺に特徴があった。あからさまに平打ちストレート麺。そして麺固め指定にも関わらずかなり柔柔。これは残念だった。でも2日引き篭もった後の本年初の一杯にありつけて満足だ。ただ、貰ったポイントカードはもう使う事はないと思う。
店を出ると道路沿いに大勢の人が並んでいるのが見えた。ああ、そう言えば駅伝のコースだったか。我は駅伝に全く興味が無いので悪いけど迷惑だから他でやってくれとしか感じられなかった。とりあえずバスは遅れて待たされたけど乗ることが出来た。
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