大倉玉葱
火曜日だけど定時で上がれそうだったので早々に退社した。早く上がれるとラーメン店に寄りたくなってしまう。最近我の中でシリーズ化を試みている10年ぶりの近場の店再訪問。こうみると家系が多い。家系は今でも続々新店が開店しているので、よっぽどお気に入りにならないと再訪問ってのはないからなー。今夜狙った店は京急仲木戸駅近くの『おーくら家』本店。前回訪問したのが2006年9月10日だ。今や東京中野にも支店を出し…って調べたら既に閉店していた。そう言えばこの本店の隣に関連店の『つけそば桜花』という店も出店していたがすぐ閉店してしまったっけ。とは言えこの本店は10年以上営業し続けているわけで今夜も暖簾が出ていた。早速入店。入口隅に券売機。厨房には熟年男女2人。そう言えばこの店は『吉村家』出身と聞いた事がある。L字型カウンター13席。久々に床がヌルヌルで足元危険なラーメン店に入った気がする。セルフで水とおしぼりを取りに入口に戻るのはスリルを感じるほどだった。先客2人後客3人。
ラーメン おーくら家
『ラーメン(麺かため・油多め)』 700円+『チャーシュー飯』 250円=950円
19時までトッピングタイムサービスというので表を見ると「玉ネギ」の文字があったので玉ネギ好きの我は反射的に注文。ところがこれが角切りではなくスライスだった。ざんね~ん!これで我の中で店の評価がガタ落ち。我も最初に確認しておけばよかったけどね。こういう失敗何度か経験しているんだから。水分を含む玉ネギスライスでスープを出来るだけ薄めさせないよう処理をしてからラーメンを食べる。麺はツルツルした多加水平打ち中太縮れ麺。ちょっと喜多方ラーメンのような感じでこのラーメンには合わないと感じた。スープはほぼ醤油スープと言っていいような醤油寄りの豚骨醤油スープ。我の言うところの六角家クラシックスタイル家系スープ。鶏油が家系感を出している。
サイドメニューで頼んだチャーシュー飯はモヤシで水増しされてはいるものの、ごま油が効いて良い味わいがある。もやしの下には刻み海苔が敷かれ、その下にライス。1000円以下で満足のボリュームだったが、玉ネギスライスのせいでラーメンがぼやけてしまったのが残念だった。
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