時雨夜訪
今年4月に開店した『中華蕎麦 時雨』。我は開店翌日に初訪問し、基本メニューの「中華蕎麦」を食したが味の淡さに驚かされた。ところがあれから色々と改良され、行列が生じるくらい人気店になってきたという情報を聞いていたので気になっていた。6月の再訪問時「塩そば」を食べたが印象が良くなったので、もう一度醤油を頼んでみよう。行列を避ける為、定時退社日の平日夜を狙って三度目の訪問を試みた。時刻は7時前。店前に待ちは無く入店出来た。先客10人後客5人。カウンター席に座った。厨房には男の店員3人。だけど調理は一切店主が取り仕切っている。職人気質の店主のようだけど、接客は丁寧。
中華蕎麦 時雨
『中華蕎麦』 780円+『お肉のっけ丼』 350円=1130円
連食予定は無いので特製を注文しようかと思ったけど、それだったらサイドメニューでご飯物を注文した方がいいと思って上記の選択に。見た目、具の構成はあまり変わらないが、確かに鶏油がいい感じに効いて素人にも分かり易いスープに近づけているようだ。でも基本的に店主のこだわりがあるので淡めの味わいである事には変わりはない。具はメンマもチャーシューもこだわった一品である事が伝わってくる。麺は中細ストレート。麺も変えたのかな?もう覚えていないけど。これは完全に個人的な嗜好だけど、このスープにはもっと細いストレート麺で食べたかったなと思ってしまった。
もう一方の「お肉のっけ丼」は、レア感を多く残すチャーシューが3枚のり、その下に新鮮な玉ネギ、そしてタレは上品な味わいと上品な量がご飯にかかっていた。お肉のっけ丼、確かにその名の通りだ。でも我は焦げを感じるくらい香ばしい炙りチャーシューの角切りにネギがたくさんまぶされ、タレがたっぷりかかったチャーシュー丼を求めていたのでちょっと残念。仕事帰りの空腹な状態だったからね。
最初の印象より良くなったけどやっぱり我には上品過ぎる味わいの一杯。レベルの高い店だとは思うが、我がラーメンに求めるものとは違ったなー。
その後コンビニで買い物をした後そのまま徒歩で帰宅した。
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