六角閉店
秋の長雨が続く肌寒い朝の土曜日を迎えた。台風も北上して来て好天も期待出来ないから今日は市内に行動範囲を留めておくか。そうなると昨夜から頭の中は『六角家』。六角橋本店が今月31日をもって閉店することが決定したからだ。栄枯盛衰。注文暗記係のおばちゃん店員まで配置して客を捌いていた頃が思い出されるなー。今日は営業している『六角家』戸塚店を目指す。市営地下鉄ブルーラインで戸塚駅に出て江ノ電バスに乗り10分揺られ、到着出来たのは開店15分後くらいだったかな。約6年半ぶりの再訪だ(「戸塚六角」参照」)。こちらは無事営業していた。相変わらず豚骨臭が漂ってきた。しかし入口に何やら紙が貼られていた。何とこの戸塚店も今月をもって一時閉店してしまうそうだ。一時閉店ということで店名と店員は変わらず再開する事も書かれていた。店主は変わるらしいね。でも再開予定が書かれていないのが気になるな。ともかく入店だ。入口に券売機。厨房には家系店員らしい上下白、鉢巻をした男の店員3人。店内は前回と変わっていない。先客2人、後客は8人くらいかな。いずれも地元客といった雰囲気。いいね。
ラーメン 六角家 戸塚店 『ラーメン(麺かため・油多め)』 650円
筆頭基本のメニューをいつもの好みで注文。赤文字で六角家のロゴ入り青磁丼だ!いい顔をした一杯。家系はやっぱり縮れ麺だよ。具は家系標準だけど、肉厚のチャーシューが2枚入っていた。そして昨日の記事に「六角家系は醤油寄りの豚骨醤油」と書いた事が恥ずかしくなるほどのド豚骨スープ。濃厚で知られる東京家系にも負けず劣らずの濃厚さ。『六角家』の全盛期を知り、末期に失望した人達は、騙されたと思ってこの戸塚店で食べて欲しい。こんな事態になってから言うのはちょっと気が引けるけど、六角橋本店より戸塚店の方が一杯のレベルは高かったので、こちらの店の方が本店に相応しいと前回訪問時思ったものだ。但し豚骨臭はその分強烈だ。満足のヘビー級の味わい。変わらぬ味で復活を願う。
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