新羽超越
金曜日の午後半休を取り昼に退社することにした。用事もあったからだが仕事の山場を超えられた事もある。用事の前に昼飯。そのまま市営地下鉄ブルーラインの新羽駅に降り立つ。駅から徒歩1分程度のビルの奥まった場所の一階に本日開店した『ハイパーファットン』が目的の店。六角橋『ファットン』のセカンドブランドにあたるのかな?本日はラーメンのみの限定100食との事。到着したのは午後1時前。豚の鼻と思しき模様が描かれた青い暖簾が目を引く。既に20人近い行列が出来ていた。並び始めてから1時間待ちで入店出来た。入口の左手に券売機と給水器、右手に黒烏龍茶が並ぶ自動販売機が設置されている。店内は横長で内装は白。厨房は更に隣の部屋を使い広そう。厨房には青いTシャツを着た男女2人と黒Tシャツを着た男の店員2人がいた。厨房前に一列のカウンター9席と2人がけテーブル席と4人がけテーブル席が各々1卓づつ。卓上に箸が無いなと思ったら給水器の近くまで取りに行かなくてはいけないシステム。水を注いだタンブラーの上に箸を置きラーメンの到着を待つ。
ハイパーファットン 『小ラーメン(ニンニクマシ・ヤサイマシ)』 800円
提供直前に「ニンニク入れますか?」と聞かれるのでニンニク、ヤサイの量と味のカラメを聞かれる。アブラの選択肢は無い。出てきた一杯は、モヤシ主体の茹で野菜が山となった見慣れた一杯。六角橋の店は好みのコール無しで茹で野菜はキャベツという個性があったが、こちらは一般的な二郎系のラーメンになってしまっていた。麺は平打ち極太麺でスープを吸って柔らかめ。うどんのよう。チャーシューは肉厚で巨大、何より柔らかい。スープはやや乳化した、うっすら背脂が入ったもの。ヤサイマシで薄まってしまったのか味はやや弱めに感じた。カラメを指定すれば良かった。量は大ボリュームなのでお腹はいっぱいになれたが、基本に忠実な二郎系という感じであまり面白みは感じられなかった。比較するなら六角橋の『ファットン』の方が好きかな。やっぱり我はジロリアンにはなれないなあ。スープは残して店を出た。
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