月楽農園
今日は午後神田で外部講習受講。ついでに近くの店で食べようと食べログで検索。すると平日営業のみの山形ラーメンを提供するという変わった店を見つけたので行ってみた。『最上 楽農園』という変わった店名。そしてラーメン店に似つかわしくない、東京のオフィスビルらしい真っ白い外装。ラーメン店は地下にあり、2階では稲庭うどん、1階では喫茶店になっている。山形最上地方のアンテナショップっぽい。白い階段を降り入口の自動ドアを入ると入口脇に券売機。店内まで都内オフィスのようで真っ白で明るい。3~5席並んだカウンター席が7つくらいあった。2人がけテーブル席は4卓くらいか。店員は誰もおらず先客1人のみ。BGMは洋楽が流れている。なんか異様。テーブル席に座ってみるとバーコードリーダーが設置されていた。これに食券のバーコードをかざすと厨房に情報が届くシステム。なんとも斬新だけど素っ気なく感じた。
山形だから夏季限定の「冷やしラーメン」もいいかな?とも思ったが、先日『拉麺大公』で冷やしを選んで後悔した記憶が生々しい。このところの暑さで冷たいモノばかり飲んでいたからこれ以上腹を冷やしたくないしね。筆頭基本メニューを注文。山形は地ラーメンの宝庫だが、ここのは最上地方のラーメン。最上地方というと「新庄とりもつラーメン」だけど普通のラーメンはあまり良くわからないからね。しばらくすると初めておっさん店員がラーメンをのせたカートを押しながら登場。ラーメンは漬物付きで登場。山形訛で「ご飯はいかがですか?」というのでお願いした。卓上の「辛味みそ」を薦められた。言われるがままにご飯にのせる。ああ、これは岩手で食べた「南蛮味噌」と同じだ。美味いね。そしてラーメン。麺は平打ち中太ストレート。具は散切りネギ、ワカメ、メンマ数本、茹で玉子半個、肉厚のチャーシュー1枚。スープはあっさり醤油味。深い味わいではないけど毎日食べるのに適したスープだ。ラーメン消費量日本一の山形県民が好む一杯。良い食事が出来た。
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