急雲林坊
岩本町駅から再び秋葉原方面へ歩を進める。しじみラーメンを提供する新店が出来たと言うのでそこを狙ったのだが既に年末休業に入っていた。そういう時期だからしょうがない。それから代わりの店をどうしようかと思ったが、この時期だからそう簡単に見つからないだろう。だから来る途中に人だかりが出来ていた担担麺専門店に入ってしまう事にした。この寒い時期に辛いものを食べて温まりたいというのもある。屋号は『雲林坊(ゆんりんぼう)』。事前知識など無いまま入店を決めたけど、後から調べたら神田にある『雲林』という高級中華料理店の姉妹店で、九段北に次ぐ2番目の店舗らしい。日本橋にも3号店を出すなど破竹の勢いだとか。訪問時も店の前に10人以上の列が生じていた。店内にも数人待っている様子。20分くらい待ってようやく入店。入口に券売機。厨房には男の店員4人。厨房を取り囲む変形L字型カウンター10席のみ。ほどなく先客が席を立って3分後に着席。
神田担担麺・陳麻婆豆腐 雲林坊 秋葉原店
『汁あり担担麺』 800円
筆頭が汁ありだったのでそれを注文。筆頭でなくても汁あり頼むつもりだったけどね。辛さと痺れを調節してもらえるらしいけど、予備知識もないのでデフォルトのままに。麺は全粒粉使用で灰色のボゾッとして食感の中細やや縮れ麺。具はネギ、ニラ、もやし、挽肉。中央のネギ山の頂上に唐辛子がたっぷりのっている。辛いものが好きな人にとってはたまらないビジュアルだろう。辛いもの苦手な人はそもそも食べに来ないか。激辛でもないけど痺れが刺激的。そのあたりが受けているんだろうな。担担麺としてはかなり上質。行列も納得の満足の一杯だった。
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