無敵再訪
3連休初日。特に予定はなく休養するつもりだったが、この秋の長雨の中唯一今日は晴れるというので無理矢理出かけてみた。場所は何となくだが池袋にした。ジュンク堂書店にでも寄ろうと思ってね。で、訪問店なのだが、池袋でも筆頭行列店になっている『無敵家』にちょうど10年ぶりに再訪問してみる事になった。9時過ぎに家を出て元町・中華街駅からみなとみらい線特急1本で池袋へ。45分程度で池袋に到着出来てしまうようになったのだから便利になったものだ。ところが駅西口側の出口に出てしまい、店に辿り着くまで10分以上かかった。店には開店5分後くらいに到着したが既に店外に20人以上の行列。並んでいる間に口頭で注文。20分以上待って店内へ案内された。厨房には男の店員4人と女の店員4人くらいかな。厨房周りにL字型カウンター9席と窓側に7席。客はほとんどが中国語圏の観光客。
麺創房 無敵家 『本丸麺』 800円
10年前の初訪問時と同様看板メニューを注文。70円値上がっているね。麺は中太縮れ麺。具は薬味ネギ、菜の花、半味玉、カルシウムで文字が書かれた海苔1枚、小ぶりのチャーシュー1枚。背脂が薄くかかったマイルドな豚骨醤油スープ。我は今まで初訪問で肩透かしだった店をもう一度確かめるつもりで行くと、「やっぱり初訪問時の印象は正しかった」という経験を何度もしている。この店もその例に漏れず、至って普通のどこでも食べられるような味だった。
それからジュンク堂書店に寄って90分ほど立ち読み。結局一冊も買わずに出てきた。
迷ったけど2店目も行けそうな感じだったので食べログで周囲の店を検索。その中に『熊本玉名ラーメン』というストレートな店名がヒット。ご当地ラーメンに敏感な我は興味がそそられた。よく読むとこの店はラーメン評論家として有名な石神氏プロデュースの期間限定出店の店らしい。過去には『麺屋白神』@岐阜、『長尾中華そば』@青森、『金沢濃厚中華そば 神仙』@石川、『大分佐伯ラーメン』@大分、『えびすこ』@富山といった店が出店していたらしい。我は基本的こういったイベント的な出店の店は興味外になるのだが、「玉名ラーメン」というのはなかなかこちらでは食べられるものではないので行ってみる事にした。場所は池袋駅東口すぐのところ。運悪く店前に一人待ちの状態。5分ほど待って入店。入口に券売機。厨房には男の店員2人。一列カウンター9席のみ。後客も続々来店し常に満席状態が続いていた。
石神秀行厳選極み麺selection第6弾 肥後国熊本玉名ラーメン
『熊本玉名ラーメン ニンニクチップあり』 750円
筆頭基本メニューを注文。麺の好みとかは確認されなかったが対応可能なようだ。我は知らずノーマル注文となった。熊本ラーメンの源流にあたる玉名ラーメン。我は2010年3月、熊本遠征の際に玉名に訪れている。玉名最古と言われている『天琴』という店を訪問している。それは久留米ラーメンにニンニクチップを投入しただけのような素朴な一杯だった。それに比べると食感も味も豚骨濃度もメリハリの効いた一杯に仕上がっている。玉名ラーメンの基本項目は押さえているけど、東京で食べる事を意識して変えているなーという印象を強く持った。一杯のラーメンを食べた後の満足感はあったけどね。
帰りは山手線で秋葉原に出た後京浜東北線に乗り換え横浜に帰った。
コメント