磐梯入店
人形町から横浜に戻ってきた。横浜駅で革靴を買い阪東橋で下車。横浜橋商店街で食材でも買おうかと思った。だけどふと思い出した店があった。阪東橋公園近くにある『磐梯亭』。近場にある事もあり何度か遠回りして覗いてみたが一向に営業しているのを見たことが無かった。平日ならば営業しているのではともう一度覗いてみた。そうしたら狙い通り、営業していた。早速入店。そしたらグラサンかけた店主らしき男が「来ちゃったか…」と呟いたのを聞き逃さなかったよ。でも聞こえないふりをして入口脇の食券機で食券を買い着席。食券を少年店員に渡す。厨房にはその男とおばさん店員と高校生くらいの男の店員。一列のカウンター14席。先客1人後客ゼロ。しばらくすると例の店主と思しきグラサン男が「わかってるならちゃんと準備しとけ!」とか「返事しろっ!」とか他の店員に怒鳴りだした。直後におばちゃん店員が我に「あの食券先に買っていただきたいんですよ」とか言ってきた。「いや、さっき渡したけど」と答えると背後で「醤油だって言ってんだろ!」の怒鳴り声。こちらには詫びの一言もなくおばちゃんは隠れた。先客は足元に犬連れたままラーメン食べてるし。いわゆる地雷踏んじゃったってヤツだ。
会津食堂 磐梯亭 『醤油ラーメン』 700円
筆頭メニューを注文。他に海鮮塩、味噌、鶏そばなどがあるようだ。麺は中細ちぢれ麺。具は散切りネギ、きくらげの細切り、水菜、メンマ数本、海苔1枚、半味玉、小ぶりチャーシュー1枚。スープはごく普通の醤油スープ。普通の醤油ラーメン。喜多方ではなく会津。確かにそうかも。我は一刻も早くこの店を出たい、自由の身になりたいと思った。実は数年前もこの店舗はラーメン店をやっていて訪問した事がある。その時も平日のみで営業時間も気まま。商売っ気が全くなかった。同じ経営なんだろうな。急いで食べてとっとと店を出た。再訪はあり得ないと思う。
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