築地井上
築地にある中央卸売市場は3ヶ月後には豊洲に移転される。だからそれまでにもう一度築地には行っておきたいとは前々から考えていた。しかしながら色々とあって行けなかったので今日行ってみる気になった。銀座線や日比谷線を乗り継いで築地駅に到着できたのはだいたい朝8時半ぐらいだった。築地本願寺を回りこみ場外市場入口にやって来た。やはり一番目に入ってくるのは昭和41年創業の立ち食い専門の老舗『井上』がどうしても目に入るよ。。この店には2度ほど訪問済だが、スルーするわけにはいかない気がした。よって8年ぶり3度目の訪問をすることにした。相変わらず慌ただしい様子だがちょうど店前には行列が無かった。厨房には店員2人で接客の店員1人。いずれも男。店員の様子が落ち着くまで待ち口頭で注文した。料金先払。適当な場所にスタンバってラーメン到着を待った。
メニューは中華そばひとつのみ。8年前から50円値上げ。昔はヤクルトみたいのがオマケで付いたけど、それも無くなってしまったようだ。そのかわり麦茶はセルフ。店員が黒いお盆に乗せ持ってきてくれた。麺は中細縮れ麺。具は薬味ネギ、かいわれ、メンマ数本、そしてチャーシュー4枚。スープは鶏ガラあっさり醤油味。この面構えならこんな味だろうなという期待に答えてくれる安心安堵の一杯。朝の築地の慌ただしい雰囲気を横目にすする一杯は格別。築地に来た!って実感が湧く。満足の一杯だった。11月以降、この店はどうなるのだろうか?気になるところだ。
コメント