近江和麺
水道橋にやって来たもうひとつの目的。それは滋賀県唯一の地麺と言っていい「近江ちゃんぽん」の代表格の『ちゃんぽん亭総本家』が先月16日水道橋駅近くに進出したと聞いたからだ。「近江ちゃんぽん」というのは、簡単に言うと関西風味のタンメン。『ちゃんぽん亭総本家』は発祥の店と言われる『麺類をかべ』で修行した店主が独立し関西を中心にチェーン展開している店で、既に関東でも数店舗進出していたと聞いている。我は3年前の春、彦根駅前の本店に訪問している。このマイナーなご当地ラーメンを久々味わいたくなった。なかなか立派な店構え。早速入店。入口近くに大型券売機。厨房には男の店員3人。コの字型カウンター席が15席。2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル席2卓。先客4人後客ゼロ。先客が退店したら「おおきにー」の挨拶。
ちゃんぽん亭総本家 水道橋店
『近江ちゃんぽん 野菜並盛り』 780円
基本メニューを注文。麺は自社製麺の中細ストレート。具はもやし、キャベツ、にんじん、玉ねぎ、きくらげの茹で野菜、それと豚肉。スープは鰹節と昆布から摂った京風だしに関西醤油を加えたもの。鰹出汁の味が強めに感じる。それが近江ちゃんぽん。長崎ちゃんぽんより大分和風感が出ているものとなった。食物繊維もたっぷり取れていいんじゃないかな。ありそうでないご当地の一杯を食べる事が出来て満足。でも地方のソウルフードの代表格の店が直接都内に進出してくるのは我にとっては少し嬉しくもあり少し寂しい気がする。
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