法事後塩
今日は母の四十九日の法要。時間の流れは早いもの。でも心の整理はなかなかそうはいかない。全ての行事を終えたその帰り、食材などを買うためスーパーに立ち寄った。一度家に帰宅して再出発する気にならなかったのだ。その買い物の後やっぱりラーメンを一杯食べる事にした。昨日に続いてサッパリした塩が食べたい感じだったので弘明寺と蒔田の中間辺りにある塩らーめんが評判の『味のほうさく』へ、実に6年半ぶりの訪問を決めた。平成13年創業だから比較的新しい店だが、ラーメン店で15年続けば立派なものだ。早速入店。厨房にはおばさん女将が一人きりで切り盛りしていた。昔の親父さんはどうしたのだろう?創作ラーメンが好きで、客に盛んに勧めていたのを思い出す。明るく広い店内。厨房前に一列のカウンター7席と、4人がけテーブル席が3卓。先客7人後客ゼロ。口頭で注文。
『塩味玉らーめん』 703円
あんまり久々なのでやっぱり看板の塩を味玉付きで注文。固めに茹でられたちぢれ細麺。具は白髭ネギ、ほうれん草、平メンマ数本、黄身ホクホクの茹で玉子は半分に割られた状態。チャーシューはとても柔らかく美味しかった。昨日の『AFURI』とは対象的なオールドタイプの塩ラーメンながらやっぱり違う。スープは鯖、鰹、昆布、椎茸、野菜を和食の技法で摂った優しい味わい。でも塩は結構ある。丁寧に作りこまれている事がわかる。おばちゃん頑張るな。たった一人厨房作業と接客でかけ回っている。せめてものヘルプというわけではないが、料金は全て小銭でピッタリ支払った。
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