青葉伊麺
『Due Italian』。昔「ガチンコ」というTV番組の中の1コーナー、ガチンコラーメン道にて『支那そばや』店主、故佐野実氏に鍛えられたという石塚氏の店。約10年前当時『ラーメン道Due Italian』と名乗っていた店が、川崎チッタデッラにあり、そこに訪問している。あれからもう10年経つのか…。佐野実氏ももうこの世にはいない。そしてその佐野実の『支那そばや』は田園都市線青葉台駅ビル6階に出店していた。そこには我は4年半前訪問している。その店舗が昨年8月1日、『Due Italian』になった。石塚氏が引き継いだのだろう。会社帰り寄ってみた。厨房には男の店主が1人。石塚氏は市ヶ谷に本店を構えているから別の店主だ。白い服に黒いズボンをはいた女の子店員が1人。入口脇に券売機がある以外全然ラーメン店らしくない。案内されテーブルに座るとガラスのボトルで水が出された。これは川崎時代から変わらず。先客ゼロ後客3人。
『らぁめん生ハムフロマージュ』 1180円
基本の塩は川崎で食べているので、今回は筆頭オススメのメニューを注文。4桁超えだ。麺は中細ストレート。具は薬味ネギと黄身しっとりの味玉丸1個、丼の縁に生ハムが4枚のっている。看板どおりの黄金の塩スープは鶏油が上品に効いている。そこにゴルゴンゾーラ入クリームチーズが2玉浮いている。説明にはいきなり混ぜないで麺と絡めて食べろとある。この雲のようなクリームチーズを通して麺を啜るとこってりとチーズが絡みついてとても美味い。そしてチャーシューならぬ生ハム。日本人だとスープでしゃぶしゃぶしそうになるけどそれは堪える。塩気と食感が良い。麺を食べ終わる頃店員が確認しに来るのでサービスの玄米ご飯をもらう。スープを入れてリゾットにして食べる。こんな女性向けに寄ったラーメンで満足できるか疑問だったけど、リゾット食べたら結構満足感が得られた。
帰りはあざみ野経由で市営地下鉄に乗り換え横浜へ向かった。
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