地麺連食
京都随一の老舗店『新福菜館』。港北にあった支店が閉店してしまってから幾数年、今年1月に麻布十番に支店が出来、続いて先月24日秋葉原にも支店が開店したという。久々に濃口醤油スープと山盛り九条ねぎの一杯が食べたくなったので久々都内へ足を運んでみた。
店に到着したのは営業開始8分前くらい。既に2人並んでいた。並んでいる間に店員が注文を取りに来た。開店と同時に入店。厨房には男の店員4人と女の店員1人。客席はテーブル席のみ。2人がけテーブル1卓と4人がけテーブル席3卓、6人がけテーブル席2卓。先客2名後客は10人。外にも行列が出来ていたようだ。
『中華そば(並)』 700円+『ネギ多め』 100円=800円
本店ではサービスだったネギ多めはこちらでは有料だ。でも我はネギが好きなので選択。ああ美味そうだねいつ見ても。中細ストレート麺に黒いスープが染み込んでいるのがまたいい。薄いチャーシューもふんだんに入っている。麺をズバズバ啜り、シャキシャキな九条ネギを噛み、濃い醤油味の黒いスープを飲んだ。満足だ。
ここで贅沢な連食。同じJR秋葉原駅昭和通り口方面には『青島食堂』の支店があるのを思い出したのだ。『青島食堂』は新潟長岡、生姜醤油ラーメンの筆頭店。まさかまさかの都内進出に開店間もなくに訪問したものだ。6年ぶりの再訪問。到着したら店外に10人以上の行列が出来ていた。店内にも6人くらい待っている。こんな目立たない場所と店舗なのに凄いね。約20分後にようやく着席。L字型カウンター9席のみ。その前に券売機で食券を買うんだった。タッチパネル式の券売機だ。前回訪問した時は券売機なんて無かったぞ。厨房には男の店員2人と女の店員1人。掛け声を合わせている。前回訪問時は女店員1人でやっていたので「大丈夫か?」と思っていたが、新潟から補充されたのだろうな。
『青島ラーメン(麺かため)』 720円+『薬味刻みねぎ』 50円=770円
初訪問時と同じメニューを選択。6年前から120円アップしている。ナルトが浮いたシンプルな醤油ラーメンながら、これだけの行列店になっているというのは凄い。生姜醤油スープは、醤油の味が強めなのか、口に入れた瞬間は生姜の風味を感じるが後味は醤油のみになっているように感じた。ラーメンを食べている幸せを感じられる一杯と言っていいだろう。
なかなか食べられない地方の地麺の連食が出来て良かった。…いや、ラーメン集合施設では珍しくもないのか。でもどちらも美味かったから満足だ。
コメント