鶏一豚肉
第一京浜沿いのラーメン店が軒を連ねる場所がある。並走する京浜急行線の神奈川新町駅から子安駅にかけての一帯だ。そこの中で昔からあるにも関わらず一度も訪問していない店があった。『鶏一』という店だ。国道沿いのやや薄汚れた場末ラーメン店然とした店構え。個人的にこういう店は結構好きなはずなのに何故か入ったことなかった。なので行列店『桜花』のお別れ実食の後連食してみる事にした。『桜花』から5,6件先にある店舗。正午過ぎに入店。厨房には熟年店主夫婦2人。厨房周りにL字型カウンター10席。先客5人後客1人。先客は常連が多い感じ。目を引いたのはカウンターに無造作に置かれた生の豚肉。口頭で注文。
ラーメン店というよりラーメン定食がメインのような店。迷った時は筆頭メニューという事で上記の品を注文。ラーメンと一緒に大量のすりおろした生ニンニクが出された。親父店主は我の顔を見ながら、「全部入れても大丈夫…大丈夫だな!」と言った。ここの店主は個性的だという事が知られているが、そのくらいだった。麺は黄色いちぢれ中細麺。スープは鶏ガラを謳っているが、かなり油っぽかった以外はあまり鶏感は感じなかった。野菜炒めも豚肉も家庭的な感じ。だけど豚肉が大きいのが8枚くらい入っていて凄いボリューム。連食2杯目にしてはキツかったな。
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