金沢咖喱
近江町市場へ到着したのは午前10時頃。生鮮食品がメインだけどそれだけではなく色々売っていたので日持ちしそうな土産を幾つか購入。途中豆腐屋さんで串湯葉というのが売っていたので買ってみた。湯葉を団子状に揚げて塩をかけたのものが3つ串に刺さっている。表面はカリカリで中はトロリ。塩味が効いて美味かった。
そうこうしている内に11時。近江町市場向かいのショッピングモール、エムザ地下にある『ゴールドカレー』武蔵店へ向かう。開店と同時に入店したが既に先客1人。厨房には男の店員2人と女の店員1人。後客は7人。口頭で注文。コンソメスープがセルフで飲み放題になっている。
ゴールドカレーは後発だが独自色を出そうと、ミルフィーユカツカレーやオムカレーを出している。食材も地産のものに拘り、加賀野菜の五郎島金時というサツマイモを使ってルーにとろみを出しているとか。豚肉も河北潟ポークというものを使ったメニューもありそれを狙っていたのだが今は提供していないようだ。なので限定20食という能登豚カツカレーをMサイズで注文した。こちらもスパイシー感よりルーのコクを重視したカレーとなっている。昨日あれだけ食べていたとは言え、今日はこの段階で結構な距離を歩いていたので腹が減っていて思わずMを注文してしまったが、今になって思えばSサイズにしておけばよかったと後悔している。
そのまま地下道を通って近江町市場地下1階に戻ってきた。こちらで間髪入れず金沢カレーの元祖『カレーのチャンピオン』近江町店に入店する。客席スペースが店舗外のフロア内にも大きく取られている。そんな広いスペースにも関わらずおばちゃんが1人で接客している。男の店員は厨房で調理に専念している。麹町の店舗もそうだったが、『カレーのチャンピオン』はおばちゃん1人のマンパワーに凄く頼っている、活かしている印象だ。入口に食券機。客の回転が早く常に7割以上の席が埋まっていた。
看板メニューを今度はSサイズで注文。こちらは先割れスプーンではなくフォークで食べるカレーだ。他の金沢カレー店に比べてもルーの色が黄色くて一般のカレーに近い印象。でも個人的にはしっくりくる味。カツもサクサクしててボリュームもありよろしい。でも『ゴーゴーカレー』には及ばない感じ。金沢はこういった気軽に入れるカツカレー店がたくさんあってしのぎを削っていて羨ましい限りだ。横須賀は下手に高級感を出さず金沢を見習って欲しいと思う。
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