金沢洋食
金沢には金沢カレーだけではなく、もうひとつ有名なご当地洋食がある。それが「ハントン風ライス」というもの。「ハン」がハンガリー、「トン」がフランス語で鮪を意味するのだそうで、それを合わせたら何の事だか判らないのだが、それがハントンなのだ。それを提供してくれる代表的な店が香林坊近くにあるというので21世紀美術館帰りに行ってみる事にした。昭和32年創業の『グリルオーツカ』という老舗洋食店だ。客席の壁には絵画がかけられテーブルには白いテーブルクロスがかかった由緒正しい洋食屋さん。厨房はもちろん見えない。先客はちらほら。口頭で注文。
昔ながらのケチャップライスにトロトロフワフワの卵で綴る。ここまでならオムライスだが、具が違う。カジキマグロのフライと小エビのフライが2つづくらい入っていて、その上にたっぷりケチャップとタルタルソースがかかっている。初めて食べる気がしない、懐かしい洋食の味。結構量も多く、タルタルソースも大量にかかっているのでかなりのボリュームだ。それでも美味しくて完食。満足だ。
お腹は一杯になり一旦ホテルに戻り休憩することにした。
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