三吉新店
地下鉄阪東橋駅から横浜橋商店を抜けた先と中村川を越える三吉橋の間に、三吉橋商店街がある。商店街といっても30m足らずの短い通りだ。三吉橋演芸場の隣の隣くらいに新店が出来たらしいので、会社帰り寄ってみた。看板には『豚骨拉麺 勢津家(せつや)』とある。先週金曜日の2月27日にオープンしたとか。店前で男の店員1人が呼び込みをやっていた。この呼び込み店員が大陸訛りがあったので、『浜風』@東白楽のような大陸系ラーメン店かなと思ったら、厨房にいた若い1人の店主男は日本人のようだ。入口に券売機。厨房前に一列6席のカウンター席と、壁に取り付けられた小さな2人がけテーブル席2卓と3人がけテーブル席1卓。先客1人後客ゼロ。
『スペシャル醤油(麺かため・油多め)』 850円+『ライス』 100円=950円
メニューは塩、醤油、味噌、辛味噌の4種類。初訪なので無難に醤油、腹が減っていたのでスペシャルでライスを付けた。屋号からして家系なんだろうなと思っていたが、出てきた一杯も一見家系だった。具は薬味ネギ、ほうれん草、海苔5枚、巻きバラチャーシュー3枚、味玉丸1個。巻きバラチャーシューは見た目通り味が濃く甘めでかため。スープは結構豚骨濃度は高いと思う。スープだけみると『豚骨番長』っぽくもある。でも麺が決定的に違った。白い平打中太ストレート麺なのだ。これは「家系ラーメンが食べたい」と思って注文すると肩透かしを喰らう感じ。店側も決して家系は謳ってないので文句は言えない。家系欠乏症だったら近くの『せんだい』に行った方がよいだろう。別の豚骨醤油ラーメンと思って食すなら悪くないと思う。我からすればまた自宅から徒歩圏内に新しい店が出来たので頑張って欲しいなとは思っている。
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