荻窪奇麺
雲ひとつない青空が広がった休日。久々に東京奇麺巡りと称し西荻窪の町までやって来た。到着は11時半頃だったかな。駅前すぐにある老舗店『はつね』は長蛇の列が出来ていた。しかし我の目的は奇麺巡り。駅前から徒歩1分程度のところにある『パイナップルラーメン屋さんパパパパパイン』だ。いかにもキワモノな感じ。開店当初話題に飢えたラーメンマスコミに取り上げられ結構名の知れた店だったが、もうすぐ4年目になるとか。それだけ続けばキワモノ呼ばわりするのは失礼だな。というわけでやって来た。屋号を表すパインを模した派手な看板と提灯。店外に券売機。早速入店。店内はかなり狭く厨房前に一列のカウンター6席のみ。入店すると何とちょうど満席。女性客が多いのが印象的。入口付近で待っていると先客が3分ほどで出てくれた。早速着席。パイナップルのオブジェが卓上には幾つか並んでいる。厨房には店主一人のみ。後客ゼロ。
『パイナップル塩ラーメン』 720円
何だか塩が基本っぽいのでそれを注文。パインを使う料理として頭に浮かぶのは酢豚だったりするが、やっぱり違和感を感じるものだ。なのでパインを使うラーメンというのは若干の警戒心が生じてしまう。着丼した一杯は麺は中細ストレート。具は細かく刻まれた薬味ネギ、ほうれん草、海苔1枚、脂身の多いチャーシュー1枚、糸唐辛子、そしてパインの果肉3切。そしてスープは魚介出汁を感じる塩スープだが、その中に甘酸っぱい味わいを感じる。100%パイン果汁入りなのだそうだ。意外と塩スープと合うものだ。少なくとも酢豚にパインよりは全然有りだ。肉厚のチャーシューは美味かった。満足。
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