銀鱈搾麺
寒さも厳しくなく過ごしやすい快晴の冬の休日。またもや東京奇麺巡りとして今日は神田に降り立つ。狙うは神田と淡路町の間辺りに2年前の年末に開店した『五ノ神水産』という店。青梅にある『いつ樹』という魚介ラーメンをメインに扱う店のグループ店らしい。ここのウリでありメインメニューが、銀だらを4時間煮込んで作ったスープのラーメンだ。その名も「銀ダラ搾り」!到着時開店10分以上前。早過ぎたとは思ったが店前で待っていると、すぐに後客は続々来た。定刻に開店し一番乗りで入店。入口脇に券売。厨房に男の店員3人と女の店員1人。L字型カウンター12席と4人がけテーブル2卓。
『らーめん銀だら搾り』 750円
麺はかために茹でられた白い中細ストレート。具はザンギリ白ネギ、その上に少量の岩海苔、三角に切られた板メンマ2つ、鶏チャーシュー2枚。見た目も口当たりも塩豚骨っぽいスープだが、口に入れた瞬間から生魚独特の風味が広がった。出汁とかじゃない、そのものを飲んだかのような鮮烈さ。こんなものは初めて味わう味覚だ。鮮魚ラーメンか。よく思いつき、よく作ったものだと感心した。魚が好きな人であれば結構ハマるのかも知れない。
店を出た後淡路町へ抜け万世橋を渡り秋葉原を目指した。
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