歩訪上品
近所に出来た新名店『地球の中華そば』が夜営業を再開したと最近知ったので今日会社帰りに寄ってみる事にした。近場で並ぶのも面倒なので平日に訪問するに限る。初訪問時に屋号を冠した塩、2度目は限定かけそば、今回の三度目こそ、この店の醤油を食べたかった。今日は連食予定は無いので特製の食券を買った。厨房には店主と女店員の2人。先客5人後客4人。
なめらかな食感の平打中細ストレート麺。具は薬味ネギ、いかにメンマらしい味がする柔らかい食感の極太メンマ2本、鶏と豚のチャーシュー各々2枚づつ、鶏つみれ1個、黄身トロリの味玉丸1個。上品な旨味がじんわり来る醤油スープ。これほどハイレベルなラーメン店が自宅から徒歩で行ける距離に出来たのは幸運なのは間違いない。でも足繁く通うことになるかと問われればそれは別の話だと答える事になる。上品過ぎる。ある日無性に「ああ、あの店のラーメンまた喰いてぇなあー」と思わせるような習慣性のある味ではない。ジャンクさ、B級感、どう表してもいいけど、家系ラーメンが持つような下品さとボリューム感が我の好みとするところなのだ。
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