白鳥台麺
定時退社の金曜日。会社帰り久々に新店を狙う事にした。東急田園都市線青葉台駅とJR横浜線十日市場駅の中間、しらとり台という場所に、先月16日に開店したという『麺屋小林』へ向かう。青葉台駅から環状4号線を真っ直ぐ南下、1km弱で店に到着した。紫色の看板が目を引く。入店すると内装は白く清潔感がある。開店してまだ1ヶ月だからね。入口に券売機。厨房は奥にあり見えにくいが初老の店主が一人と女の店員が1人。J型カウンター10席と4人がけテーブル席1卓。先客1人後客ゼロ。テレビでアジアカップ、日本vsUAEをやっていた。
店主は洋食の経験があるようで色々なメニューがあるが、看板メニューが二郎系の「濃厚力麺」らしい。野菜、麺、各々大盛り無料。ニンニクの有無も聞かれた。麺は黄色い多加水中太縮れ麺。具は薬味ネギ、茹でもやしとキャベツ、その上にフライドオニオン、巻きバラチャーシュー1枚、半味玉。スープは乳化していない豚骨醤油。背脂も若干浮いている。今までならば二郎系というだけで「本家二郎にどれくらい近いか?」で評価していた気がする。その評価方法でいけば、この一杯はダメダメだ。麺は一般的なラーメンの中太麺だし、スープも背脂は若干のってはいるものの、さっぱり感有り。でもこの一杯を食べ終えた感想は満足。ほとんど残さず食べ終えた。これは我の好みが変わったのか、それともこの一杯が上質のものだったのか。おそらく両方だろう。
帰りは十日市場駅まで歩いた。それまでは「マックスバリュ」や「まいばすけっと」等が点在する典型的な田園都市線沿線の風景だったのに、恩田川を越えた途端、畑が広がる横浜線沿線の景色に激変したのは面白かった。
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