檸檬拉麺
『悪代官』を出て千葉街道に戻りバス停を見つけてバスを待つ。次の目的店は都営新宿線大島駅付近なのでそちらに移動したい。しかし見知らぬ街のバスはどこに行くのかわからない。昔は途方にくれたが今やスマートフォン等を使って現在駅のバスの目的地の位置関係がわかれば何となく走行ルートを割り出す事が出来る。両国駅行きのバスなら亀戸駅前も通るだろうとバスに乗り込む。20分ぐらいバスに揺られて亀戸駅手前のバス停で下車。そのまま路地を通り一直線に南下し徒歩7分くらいで目的の店を発見。『中華蕎麦りんすず食堂』。2010年10月末に開店したそうだ。この店のウリはスープに日本蕎麦のつけ汁をベースに、鶏主体の動物系スープと、昆布や干し椎茸の精進系スープを合わせた「蕎麦流ラーメン」。中でも筆頭メニューになっているのが「レモンラーメン」だ。入口脇に券売機。厨房には初老の店主と女店員2人。厨房前に一列のカウンター10席と4人がけテーブル席1卓。先客9人後客5人。
筆頭メニューを注文。過去レモンスライスが入ったラーメンは経験したことがあるが、これほどレモンが入ったものは初めて。全部で11枚入っていた。ほぼ丸1個だ。食べる前に全てのレモンを摘出し別皿へ移動させる。そのままにしておくとレモンの酸味と苦味で大変になってしまうからだ。他に具はない。かけラーメン状態。麺は中細ストレート。スープは上記に書いた通り鰹出汁が効いて蕎麦スープのようだが、鶏の出汁も入ってラーメンスープ感もある。そしてレモンの酸味がかなり効いている。スープが暖かいのでレモンティーっぽくもある。ハマる人はハマるのかも知れない。でも我はレモンと湯気の組み合わせが好きではないので一度で十分だ。
店からほど近い都営新宿線大島駅から馬喰横山駅まで行き横須賀線に乗り横浜に戻った。
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