高原牧場
青い池再訪問を終え、昨日の美瑛観光をリカバリー出来大満足。再び南下し今回の旅の最終目的地、帯広へと針路をとった。帯広は富良野の南東約120kmのところにある。帯広がある十勝地方は区分け的にはもう道北ではなく道東地区に分類される。結構遠いのだ。でもその道中は快適だった。山間部に入ると道路の脇は黄色や赤で彩られた紅葉ど真ん中という感じ。そして平野に降りれば、牧場がそこかしこにあり、よくテレビで見かける下り坂の先に道路が一直線に伸びていて、その先がやや上り坂になって見えない。見事なくらいの一本「道」が続いている。
そんな「道」も最初はワーッ!って思っていたが、結構度々現れるのでついついアクセルを踏む力が増してしまう。結果、当初ナビが伝えていた予定時刻より1時間ほど短縮して走行していた。せっかくのこの好天、このまま帯広市街に入ってしまうのは惜しい。改めて旅行ガイド本を引っ張りだし検討した結果、帯広の北、士幌町にある日本一広い公共牧場「ナイタイ高原牧場」に行ってみる事にした。そこまではまた結構な距離があるのだが、例の「道」が連続しているのでガンガンにスピードを出して時間は短縮。入口からはクネクネした細い道が続くのだが、両脇は緑の牧草地帯、空は青白いという見事なほどの北海道の風景。入口から結構なスピードで7分くらいかかってようやく展望駐車場に到着。
もうね、十勝平野を完全制覇!って感じ。普通のサイズの写真ではこの感動を伝え切れない。パノラマ撮影もしたくらいだ。何でも東京ドーム358個分というあまり想像が及ばないくらいのスケール。肝心の乳牛達は遠くに霞んで見えるくらい。とにかく広い。レストハウスでチーズやソフトクリームを購入して食料自給率100%超えの十勝を存分に味わう事が出来た。思いつきてで来たところだったが、今までの旅行の小さな不満を消し飛ばすくらいの感動があった。おすすめしたい観光スポットだ。
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