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2014年9月 4日 (木)

巣鴨麺訪

皆さんお努めご苦労さまです!我は今日から5日間の夏休みに突入させていただきます!先月は長かったなー。週末以外の休みは1つも無く、海外出張もあり有給休暇は使える暇も無かった。9月に入ってようやく束の間の休暇が取れる事になった。夏休みといっても会社が休みなのではなく、有給消化促進の為なので3日以上自由に休んでいいのだが、我の場合は代休があるので結局有休消化は2日のみ。例年なら遠征目的で分散して取得していたが、今回はストレスも結構蓄積しているので連続して取得する事にした。

旅行は明日から出発なので、今日は平日の休みを堪能したい。で、我がやる事といえばラーメン店巡りになってしまうのだけどね。久々の都内有名店巡りへ行ってみたいと思う。日頃ご当地ラーメンばかりにアンテナを貼っているので、いざ都内の有名店を選ぶというと戸惑ってしまう。やっぱり一度も行ったことが無い店が良い。迷った挙句に選んだのは、巣鴨駅近くに2年前の1月に開店したという『Japanese Soba Noodles 蔦(つた)』という店。店主は『七重の味の店めじろ』出身だとか。オーソドックスだけどハイレベルな一杯を食べさせてくれそうだ。普段通勤では使わないみなとみらい線に乗って約1時間で池袋まで出て、山手線に乗り換え2駅目の巣鴨で下車したのは10時半過ぎ。徒歩2分弱で店を発見できたのだが、既に3人が店脇に並んでいた。早めに出てきて正解だ。開店予定時刻5分前くらいに暖簾が出たので入店。入口脇に券売機。厨房には男の店員2人。寡黙な店員だ。真剣さに好感がもてる。L字型カウンター9席のみ。高級寿司店のような和の雰囲気。初回ですぐ満席になった。

Japanesesobanoodlestuta00 Japanesesobanoodlestuta01 Japanese Soba Noodles 蔦

『醤油そば』 850円+『味玉』 100円=950円

筆頭基本メニューに味玉トッピング。数々の厳選した全粒粉で作った自家製麺は中細平打ストレート麺。具は青ネギと白ネギの薬味ネギ2種と柔らかい極太メンマ2本、低温調理したロースチャーシューの上にトリュフオイルがのっている。味玉は表面に軽く網目が入っていてキミはしっとりで中心部だけトロリな感じ。スープはこれまた厳選した醤油とトリュフソースを合わせたという極上スープ。鶏油がたっぷり入っている。率直な感想を言うと「ラーメンってここまでの料理になっちゃうんだなー」と思ってしまった。全く隙が無い。スープはもちろん、具も麺も全て美味しい。普段工場生産されたスープを使った家系ラーメンばかり食べて、旅行先では素朴さを求めて老舗ラーメンを食べている我からすれば、流石は東京の有名店だなーと思う。完全におのぼりさん状態の横浜市民と化した。他人のランク付けなんて参考でしかないのだけれど、ラーメン店で東京のトップクラス入というのは伊達じゃない。しかも王道の醤油ラーメンで!味の組み立てのセンスと、日々鍛錬継続の努力の賜物だと思う。この店は流行とかそういうのでは無いと思う。上京遠征、大成功。汁一滴残さず完食。大満足で店を後にした。当然外では行列が出来ていた。土日だったらもっと大変だろうな。

Sugamo01 さて今回生まれて初めての巣鴨。「おばあちゃん達の原宿」として有名な巣鴨商店街というものを一度見ておこう。そうしたらやたら賑やかだった。今日は平日だろ?あっ、老人達に平日も何も関係ないんだった。商店街に出店がいっぱい出ていた。でも帰宅後調べたら4がつく日は縁日の日なのだそうだ。出店は置物とか帽子とか漢方薬のジュースとか普通見かける出店とちょっと内容が違う。台湾の夜市に近い感じを受けた。とげ抜き地蔵は長蛇の列で頭くらいしか見えなかった。それを横目に高岩寺をお参りした。今日はどんより曇っているがとても蒸し暑い!

長い巣鴨地蔵通り商店を抜けたところに本日の2店目がある。『昭和歌謡ショー』という店だ。2010年7月に開店したという。結構メディアにも取り上げられている。店構えも昭和っぽい。早速入店。とても狭い店内。厨房には人の良さそうな店主一人。ネットで調べると、10年間歌手をしていて、その後『一風堂』横浜ポルタ店で店主を務めた後独立したとか。カウンターは5席のみで先客2人に後客1人。壁には半紙に墨で書かれているし、BGMは渡辺真知子の「迷い道」、内山田洋とクールファイブの「長崎は今日も雨だった」等完璧。

Syouwakayoushow00_4 Syouwakayoushow01 昭和歌謡ショー 『中華そば』 750円

基本メニューを注文。もう見た目からして昭和の中華そば。でも食べると平成の時代対応のレベルアップした醤油中華そばだ。麺は固めに茹でられた中細ちぢれ麺。具はたっぷりの薬味ネギ、ほうれん草、ナルト1枚、海苔1枚、チャーシュー2枚。豚骨鶏ガラ魚介出汁、味はスッキリだけどしっかりした醤油スープ。レトロだけじゃないレベルの高い一杯。美味い。満足。

Koushinzuka01 その後都電荒川線に乗る為庚申塚駅に向かう。いいねこの雰囲気。庚申塚という駅名も良い。2駅目の大塚駅で下車。駅前の本屋で立ち読みした後、禁断の3店目へ。夏休みだからね。駅から徒歩2分ほど。飾り気のない店舗の『北大塚ラーメン』だ。2007年北区で『八千ラーメン』として開業し2010年こちらに移転してきたそうだ。店前には5人ほど並んでいたが店内にも2人並んでいた。ネットで紹介されていたこちらのチャーシュー麺を見て食べてみたくなったのだ。窓には「チャーシュー麺は50杯限定です。ごめんなさい」と書かれていた。店外で並んでいると店員が一人ひとり注文を事前確認に来た。ちょうど我の後ろに並んでいた人まででチャーシュー麺は売り切れ。危なかったー。でもその後も続々列に人が並ぶ。20分ほど待ってようやく入店。店入口脇に券売機。厨房にはおじちゃんおばちゃんが2人と若い男の店員1人。モンゴル出身のご夫婦だとか。L字型カウンター8席のみ…と思ったら2階席があったようだ。

Kitaootukaramen00 Kitaootukaramen02 Kitaootukaramen01 北大塚ラーメン 『チャーシュー麺(並)』 800円

念願のチャーシュー麺。中盛と並盛が選択出来るが、我は禁断の三杯目、並にしておいた。見てみぃこのビジュアル!一面の脂多めの豚バラチャーシュー。これおばちゃんが直前にチャーシューを細かく切り分けるんだよ。麺は中細平打縮れ麺。チャーシューに隠れて全く見えてないが、薬味ネギ、細切りメンマ、半茹で玉子が入っている。スープはかなり濃い醤油味。かなりしょっぱい。そしてとんでもなく油っぽい。これは今までの2杯とは全く違う方向性。完全に労働者向けに特化している。昼飯で食べたらかなりの満足感が得られるだろう。ただ我は3杯目、かなり苦戦したが何とか食べきった。満足。

東京遠征は大成功に終わった。山手線に乗り池袋に出て、また副都心線直通東横線で帰路についた。我の夏休みはまだ初日が終わったばかり。明日の朝は早いのだ。

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