竹富島訪
竹富島。石垣離島ターミナルから10分程度で行ける周囲約9kmの小さな島。そこには琉球古来の伝統を引き継ぐ赤瓦屋根と石塀、白い砂浜の道がほぼそのまま残る、石垣観光必須の観光地。我は旅出発前にフェリーとレンタサイクルのセットの予約をしていた。13時発のフェリーに乗船。観光フェリーが行き来する町中心部の港なのに海水面の色がもう普通ではない。
10分ほどですぐ島に到着。そのまま送迎車に乗って集落中央にあるレンタサイクル屋へ移動。その間でも集落の風景が堪らなく素晴らしい。道に白砂が敷かれてているので日光を反射し白く輝いている。同乗していたギャル4人組は「ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!」を連発していた。荷物を預け説明を受けてからママチャリに乗る。盗まれる心配が無いのでカギ無しというのも素晴らしい。出発するともう辻を曲がる度にベストショットと感じる景色の連発!近年稀に見る興奮!写真を撮りまくってしまった。
まず竹富島屈指の八重山そば有名店『竹の子』を訪問する。それは別の記事で。それから集落の中心部にあるなごみの塔と呼ばれる竹富島を一望出来る小さな物見台に順番を待って上る。でも登らなくても普通目線での村落の景色の方が全然素晴らしい気がする。朝日や夕日を観るのにはとても良いかも知れない。
集落を離れいよいよ海へ!さとうきび畑の中8分ほど自転車を走らせ島南西部にあるカイジ浜へ。樹木の間からのぞくマリンブルーの海を見ただけで胸が高まる!
思い切って来て良かった!憧れていただけの石垣に実際に来れて良かった!そしてこの好天に感謝だ!しばらくこの風景に見とれてしまった。絵に描いたような夏の日の想い出となった。そしてさらにその思い出を深める為若干北上しコンドイビーチへ到着。こちらではパラソルを借りて場所を確保し、海パンに着替えて浅瀬で少し泳いだ。泳いだというより浸かった。美しい海に包まれながら何も考えず、ただ海水に浮いていた。浮いていたかった。
今回は腕時計はつけてこなかった。それは正解。今は時間なんか気にしたくなかった。だけど携帯電話は持っていなくてはならなかったので見ると16時前くらい。そろそろ最後の目的地、西桟橋という所に移動。ここは夕日が綺麗な事で有名なのだが、日本最西端に近いこの場所でこの夏の時期では日没までかなり時間を要する。
桟橋の左側はこの景色。
ビショビショになりながら店で送迎車出発を15分ほど待ち港に移動。港に着いたらすっかり雨はあがって強い日差しが照りつけてきた。乗船し無事石垣島へ戻ってきた。
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