淳平移転
会社帰りふと『jun-pey ra-men』の事を思い出し行ってみる事にした。以前移転するという情報を得たがgooglemapでの誤表示を信じて成瀬駅前をうろついてしまった。実は移転と言いながらほとんど場所は変わらない建屋に移っただけだという。霧雨の降る中行ってみたら実際そうだった。移転という気がしない風景。あの重い扉の妙な店舗が、白い外装の自動ドアの店舗に変わり幾分入りやすくなったか。早速入店。厨房には『大桜』本店出身のハードロック好きを公言する店主が一人。今や独立から10年目を迎え、淵野辺に2号店(後に改名)、上石神井に3号店、青葉台に二郎系別ブランド店を開店させるなど勢力拡大が目覚ましい。なのでここを成瀬本店としている。もう「jyun-pey系」と呼んでもいいかな?と一瞬思ったが、そうだ、この店は二郎系に日和ったんだった。悪い事では決してないけど、独自系統とは呼べない。厨房前に一列のカウンター6席と壁側に5席。6人がけテーブル席2卓。先客4人後客ゼロ。棚にはCDが大量に並び、「デトロイト・メタル・シティ」のマンガとフィギュア、モニターにはロックのライブVが流れていた。口頭で注文。他店舗展開しても厨房に一人立ち、調理しつつ、客の動きを意識して接客、注文を取るなどをしている店主には好感が持てた。
『黒ラーメン』 700円+『味玉』 100円+『半ライス』 100円=900円
既に何度目かの訪問なので色々迷ったけど、結局一番惹かれたのは筆頭基本メニュー。味玉と半ライスを付けた。好みを聞かれなかったけど、麺は我好みのかたさでよろしい。スープは、食通じみた嫌な言い方になるけどマー油の味が尖っていないで、まろやかにスープに馴染んでいる感じ。満足のいく一杯だった。もっとこの看板メニューで頑張って欲しいものである。
店を出るとすぐバス停がありちょうどすぐバスが来たので乗車。成瀬駅まで乗って電車で帰路についた。
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