石狩地麺
鮭で有名な石狩市には「鮭醤油ラーメン」というご当地ラーメンが存在する。地産のものを使うところから見てわかるように、地元の観光協会が町おこしの為約4年前にに立ち上げたものだ。我のスタンスからすれば、あまり気乗りがしない感じなのだが、せっかく札幌に再訪しながら行かないのも後悔が残りそうだったので石狩市に行くことに決めた。
この旅を計画するにあたり初めて知ったのだが、石狩市は札幌市のすぐ北に位置しながら何と鉄道が通っていないのだ。地下鉄南北線の北の終着駅の麻生からバスに乗って行く事になる。切符を買おうとして気がついたが、Suicaで行けるんだった。昔の習慣はなかなか拭えない。便利になったものだ。麻生駅から地上に出てバスセンターと書いてある標識があったので行ってみる。普通そうするよな。ところが行って案内所で聞いてみると、そこには石狩市庁舎行きのバスは無いという。かなり離れた銀行の横あるバス停に行けと案内された。何とか目的地行きのバスに乗車した。一緒に乗っていた石狩市民と思われる中高生とか見ていると大変だろうなと思う。免許取得までは石狩市民は我慢するしかない。どうせなら石狩に空港作って札幌から地下鉄で1本というわけには行かなかったのだろうか?千歳から札幌まで電車で40分弱かかるなんてナンセンス過ぎる。30分バスで揺られ終点石狩庁舎前にようやく到着した。
目的の店はそのバス停のすぐ前にあった。『麺や雅』本店だ。留萌や伊達、それにマレーシアにまで支店をもつ、石狩筆頭のラーメン店だ。プレハブのような外観だが大きな店舗。厨房には男の店員3人、女の店員1人。カウンター8席、4人がけテーブル席1卓、6人がけテーブル席2卓、座敷に6人卓3つ。先客6人後客4人。店内は広く清潔感がある。でも地麺巡りとして訪れた場合、情緒に欠ける感じを受けるのは否めない。口頭で注文。
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