近平坦坦
木曜日であるが故あって外食する。菊名から東横線各駅停車に乗り換え白楽で下車。六角橋近辺でまたもや新店オープンの報を聞き行ってみる事にした。来月にはまた別の新店が開店するという話も聞く。さすがは横浜を代表するラーメン激戦区六角橋という感じだ。目指すは今月5日に開店したばかりという『近平家』。屋号はこれでも家系に非ず、タンタンメンメインの店。場所は吉村家直系『末廣家』至近距離、坂をちょっと上ったところの小さな店舗だ。早速入店。店内には男の店主一人のみ。つまり先客無し。この店は昼営業は週末のみで、平日は夜3時間半のみの営業になっているせいで近隣にも存在が知られていないのかな?L内装は白でラジオがBGM.L字型カウンター7席と2人がけテーブル2卓。カウンターに促されたので店主と面と向かって2人になってしまって何となく居づらい。後客1人がやってきてホッとした。
『タンタンメン』 700円+『小ライス』 100円=800円
窓に貼られたPOPには「奴が愛したタンタンメン」と書かれている。「奴」は誰かは知らないが、そのタンタンメンは西湘大井町『四川』のタンタンメンだ。辛味のついた餡の中央に黄色い多加水の麺が鎮座する様はそれだ。その麺の上にちょんと薬味ネギがのる。ただしこの店のタンタンメンは餡の中に卵が溶かれている。それはまるで川崎『ニュータンタンメン本舗』のようでもある。しかしその卵のせいで餡の辛さが弱まり味の輪郭もぼやけている気がしたので、後半卓上の唐辛子と生ニンニクを投入。見かけが『ニュータンタンメン本舗』に近いのでどうしてもニンニク風味を期待してしまうのかな。それでもこのスタイルは結構好きだしオリジナリティを出そうとしている姿勢に好感がもてた。
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