瀬谷壱六
今日も昨日に引き続いて良い天気だったので瀬谷まで足をのばしてみる事にした。こっちの方まで来るのは久々だなぁ。横浜から相鉄線に乗り瀬谷駅で下車したのは11時20分前くらい。目的の店は『壱六家』3号店として2002年にオープンした元『壱六家』瀬谷店。そこが昨年9月に店舗ごと引き継いで独立し『らっち家』となった。現在某有名ラーメンブロガーが家系家系図を作るという企画の記事を見て興味がわいて来てみた次第。店主は『壱六家』磯子本店で4年ほど修行しているので創業当時の『壱六家』の味が味わえるとか。そうか、今は無き『壱六家』関内店末期、ラーメンが六角家系に変貌しているので驚いた記憶があるが、本店まで変わってしまっていたのか…。さて目的の店に到着したのは開店時刻11時を5分ほどまわったくらい。…しかしシャッターが降りている。5分ほど店周辺をウロウロして待ってみたが一向に開く気配がない。これはやられた。家系は店員が複数いることが多いので臨休くらう事は少ないだろうという先入観があったのだが…そうでもないようだ。今日の計画は白紙になり、仕方なく厚木街道をそのまま大和方面に抜け未訪問の店に行く事にした。でも100mほど歩いたところで「いや、市内の店優先だろ」と気づいて引き返した。すると…目的の店に自転車を止め入っていく人影を前方に発見。えっ!開店したのか!?近づいてみると何事も無かったように開店してるではないか。なんだよーと急いで入店。入口に券売機。厨房には男の店員3人。L字型カウンター15席。先客2人に続々後客7人。皆自転車やスクーターでやって来ていたので地域住民に支持されているのがわかる。
『醤油ラーメン(麺かため)』 650円+『小ライス』 100円=750円
筆頭醤油を麺かためで選択。小ライスも付けた。これが『壱六家』創業当時に近いラーメンかー。確かに醤油ラーメンは白ではなくこんな茶色味を帯びたスープだった気がする。そして醤油ダレの味も、最近食べた壱六家系の店より強く出ている気がするぞ。壱六家も気がついたら色々なバージョンが発生しているんだなぁ。家系好きならば大満足の一杯だろう。ライスは家系黄金パターンで食した。
次の店に狙ったのは斜向かいにある『野永や』。ここには約6年前に一度訪問した事がある。テレビ番組「愛の貧乏脱出大作戦」において、小倉の久留米ラーメンの名店『魁龍』で修行し九州ラーメン店として再出発した店だ。で、ここの営業開始時間が11時45分からという半端な時間の為、また店の周りをブラブラして開店を待った。店主が暖簾を出すのと同時に入店。入口脇の券売機で食券購入。厨房には店主とおばちゃんの二人。L字型カウンター13席。後客1人。
『博多ラーメン』 650円
初訪問時は豚骨醤油ラーメンを選択してしまい食べられなかった筆頭メニューを注文。博多ラーメンというわりに麺のかたさとか聞かれなかったな。なのでそのまま。あまり待たずに出てきた一杯は一見九州ラーメンっぽくない。麺は極細ストレート。具は青ネギの小分け切り、メンマ、巻きバラチャーシュー1枚。スープは真っ白でクリーミーな感じ。でも味が何か独特。やや塩っぱい味付けで魚介出汁がかなり効いている。修行先の『魁龍』とは全く別の独自路線の九州ラーメンだった。
帰りにまた横浜で買い物をしてから帰宅した。
コメント